2023 年 6 月 のアーカイブ

【ニチコミコラム】いままでとこれからの縁

2023 年 6 月 26 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

はじめまして、とびうおです。

今日は私の父方の祖母について書こうと思います。

父方は親戚が多く、何かの折には祖母の家に集まったり一緒に出掛けたりということがあり、父方の祖母とは昔は頻繁に会っていました。

しかし私が成長するにつれ、おじおばの高齢化やいとこの結婚などで親戚が集まりづらくなったことや、娯楽の少ない田舎(祖母の家はザ・田舎といった場所にあり、歩いて行けるところにコンビニはおろか自販機もありません)に行くのは気が乗らなくなったことが原因で、祖母と会うのはお盆と年末年始の少しだけとなっていきました。

今も会うのはお盆と年末年始だけですが、ニチコミに入社してからは祖母のことをよく思い出します。

というのも、私がニチコミに入社してから親戚にどんな会社に就職したの?と聞かれることが多く、そのたびに色々と会社の事を説明するのですが、親戚一同どんな会社かぴんときていないようでした。その中で唯一ニチコミの業務内容をすぐわかってくれたのが祖母でした。私の説明で、あああの冊子を作ってるのね、と言ってくれました。現在は解散してしまっているようですが、かつて祖母は地元の町の老人クラブの会員だったようで、言われてみれば祖母が昔よく行っていた旅行やコーラス活動は老人会の集まりだと言っていたような気がします。

老人クラブは60歳を過ぎれば誰もが加入できるので私の祖母が取り立てて特別ということではありませんが、昔そこまで気に留めていなかった祖母の活動が、今の自分に大きく関わっていることは、不思議な縁のようなものを感じます。

ニチコミに入社したのも一つ縁だと思いますし、老人クラブの皆さま、広告を出して下さるスポンサーの皆さま、色んな縁で今の仕事があり、今の自分があるのだなと思います。

この縁を大事にしてこれからも頑張っていきます。

【ニチコミコラム】自己紹介

2023 年 6 月 19 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

初めまして、入社して1年になる雪だるまです。今回は私の自己紹介をしたいと思います。

まず私がニチコミに入社した理由としましては、高齢者の方を広報誌を通して笑顔に出来ることです。私自身、誰かの役に立つ仕事をしたいと思い看護師を目指しました。しかし、大学の実習でミスをしてしまいそこから処置が出来なくなり挫折をしました。そこからの大学をやめて、4月になり自分も一歩踏み出していかなければと思い、ジェイクに相談をして就職活動を始めました。そこで初めてニチコミという会社を知りました。調べていくうちに、理念でもある誰もがいつまでも活躍出来る社会の実現という言葉がありました。自分にとってはその言葉がとても胸に刺さり、一度挫折をした自分にも活躍くすることが出来るんだと思いました。入社して1年が立ちうまく出来なかったことも多くありましたが少しは成長したと思います。
最近新入社員が入ってきて、自分も初めはこんな感じだったと思い懐かしい気持ちになります。これからも新入社員と一緒に自分も成長していきたいと思います。

【ニチコミコラム】ご近所付き合いから人の役に立つ

2023 年 6 月 13 日 火曜日 投稿者:ニチコミ

 こんにちは、ガーデンです。 

 私の幼少期の話をさせていただきます。 

小学生低学年の頃、家の近所にちょっと怖いお婆さんがいました。直接話したことはなかったのですが、いつも怒った顔で、大きな声で話す人だったのでなるべく関わりたくないという印象を持っていました。 

何年か経って、そのお婆さんは車椅子で移動するようになっていました。車椅子でも相変わらず声の大きいお婆さんでした。 

そして私が小学生高学年になったある日、家に帰っている途中でその車椅子のお婆さんに初めて声をかけられました。どうやら1人で車椅子を操作するのが大変らしく、私に押して欲しいと言ってきました。ちょうど自分の家までの途中にお婆さんの家があったのに加え、距離にして300mほどでしたのでお婆さんを手伝うことにしました。内容は覚えていませんが、その短い距離の中でお婆さんと話をしたりもしました。そして目的地に着いた時、お婆さんはお駄賃と言って私に100円をくれました。たった300mほどでしたし、大したことをしたわけでもないでいただくのが申し訳なかったのですが、ありがとうねと優しく言ってくださって私もなんだか込み上げてくるものがありました。今まで話したこともないのに勝手に怖い人と印象付けてしまったことがとても申し訳なかったです。たった100円と思われるかもしれませんが、人の役に立てた喜びとお婆さんの優しさでとても大きなものを得ることができた気がしました。 

昨今、地元やご近所付き合いが減ってきているように感じますが、老若男女関係なくみんながみんなを尊重し合うことで、もっと素敵な日常が送れるのではないかと思います。 

これからも小さなことから人の役に立てるように日々を過ごしていきたいです。 

【ニチコミコラム】挨拶を振り返る

2023 年 6 月 5 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちは。カエデです。

先日、取引先の方との会話で「挨拶」が出てきました。その方はマンションの敷地内で会った際に挨拶をしても返さない子供が多い、思わず注意してしまうと仰っていました。教育の最新状況はどのような感じでしょうか、知らない人に挨拶をしてはいけないと教えられているかもしれないですね。

私は20代半ばで比較的都会の出身ですが、それなりに挨拶の文化は持っていると思います。思い出せば色々ありました。物心ついてから、母親が近所の人に挨拶しているのを見て近所の人に挨拶し始めたこと。小学1年生の時に友人の母親にしっかりと挨拶ができていないと怒られたこと。その後、黄色い旗振りをしているおじちゃん(老人クラブの会員さんかもしれません)に挨拶をして褒められたこと。中学になり部活で上下関係を学び必死に大声で挨拶をしたこと。担任の先生から目を見て話さないといけないと教えられたこと。大学時代に古本屋のアルバイトで勇気を出してお客さんに挨拶をし続けたこと。そして、ニチコミで挨拶を学んだこと。全てが今の自分のコミュニケーション、人間関係の軸になっていると感じます。具体的には、挨拶をすることで人間関係が始まるということ。先述した小学生の時に挨拶で褒めてくれた黄色い旗振りのおじちゃんとは今も年賀状で繋がっていますし、中学の先生の教えは面接や話合いにおいて活かすことができたことで、過去や今属しているコミュニティに入るきっかけ、人間関係の構築に役立ち今があると思います。そう思い返せば、挨拶という一見、話題に上がらないものであっても、空気のようになくてはならないものであり、それに対して自分を叱ったり褒めたりしてくださった人たちがいたからこそ、今の自分があるのだと感じました。

この会社では自分から心を開き挨拶をすることを大切にしています。それは中々勇気がいることかもしれませんし、心の状態によってぶれてしまう自分がいるかもしれません。しかしそれに打ち克ち、その簡単であり全ての第一歩と言っても良い挨拶にこだわり行動し続けることこそが、豊かな人生を切り開く重要な要素になると感じております。