【ニチコミコラム】母の偉大さ

2024 年 5 月 27 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

初めましてポンスケです。

私はこのニチコミに入社しちょうど1年経ちました。その中で感じたことを書かせていただきます。

入社以前の私は学生をしておりました。ただ、明確な目標も夢もなく、漠然と日々を過ごしていました。大学の授業には当たり前のように遅刻、欠席し、結果4年進級時に留年しました。この時期は何も頑張れない自分に劣等感を感じ、そんな自分に嫌気がさしていました。こんな自分を変えたいと思い大学を辞め、就職するという決断をしました。その決断から一年経ち振り返ると、毎朝起き、日々仕事に熱中できていることが自分でも不思議でたまりません。ただ一つ言えるのは、何も頑張れていない時は、辛いことや苦しいことがない反面、生きていても実感がないということです。逆に何かに挑戦できている時は、辛さや苦しさを乗り越えた先に達成感ややりがいを感じそれが生きがいにつながります。今は学生時代よりも遥かに苦しいですし、しんどい時もあります。ですがそれ以上に仕事にやりがいを感じ充実した日々を過ごすことができています。

そんな中、ここ最近強く思うことがあります。
それは母の偉大さです。というのも、私の両親は私が小学一年生の時に離婚しています。私が就職するまで母が一人で家事と仕事を両立し、生活を支えてくれていました。今、自分が社会人になってみると、一人で家事と仕事を両立し家計を支えることの偉大さを痛感しています。
母は私が中学の時、それまでしていた家業を辞め新しく仕事を探すことになりました。学歴も職歴もない母を正社員で雇ってくれるところはなく、昼はスーパーのパート、夜は焼肉屋のアルバイトをしており残ったわずかな時間で家事をやりくりしていました。当時の私はそれがとてつもなく凄く、大変なことだとは分からず、使った食器や洗濯物が溜まっていると文句を言っていたのを覚えています。母にとってはその期間は逆境に立たされていたと思います。しかしそんな状況でも、母は1年後に正社員になり、2年後には主任の役に就いていました。どんな逆境だろうと生活のため、私を育てていくために必死に立ち向かったのだと思います。私も実際に社会人になりその偉大さを感じ、誇りに思います。
これからはこれまで受けた恩を少しずつ返していきたいと考えています。
私は恥ずかしがり屋なので、物や言葉を贈ることはできませんが、私が社会人として一人の大人として自立し、頑張っている姿を見せることが一番の恩返しになると考えています。これからもこのニチコミで人として成長していくために、頑張っていきたいと思います。

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