【ニチコミコラム】年齢・性別・国籍・言語を超越する音楽の力

2024 年 7 月 15 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

みなさん、こんにちは。Spotlight Kidです。
私が入社して早く半年が経過し、今回初めてこのコラムを執筆することになりました。
自身の人生の根幹を支える音楽にまつわる体験談と想いについて書いてみました。
私は皆さんご存知の通り?音楽が大好きでとりわけハードロックとヘヴィメタルに傾倒しているのですが、それはただ単に音楽が好きなだけでなく、音楽という共通認識を通じて生まれる人との繋がりが楽しいからというのが大きな理由です。
私は自身の経験を通じて断言できることがあります。
それは音楽には人種や国籍、言語、年齢、性別、身分、学歴などの壁を破壊する素晴らしいパワーが秘められていること、そして、限定的ではあるが地球上の全人類は一つの世界で繋がることができるということです。
これは決して大袈裟なことを言っているのではなく、皆が分け隔てのなく接することができる世界が存在する・作り出せると確信しています。
そう言い切れる理由としては過去に以下のような経験をしたからです。

① ブルガリアに訪れた際にたまたま立ち寄ったレストランの店員が私の着ていたHelloweenのTシャツを見て話しかけてくださり、お互い言葉がほとんど通じない状態でも曲名とメロディだけで熱弁(音楽に言葉は不要なのです)
② 留学中に知り合った当時17歳のウクライナ人女学生とScorpions、ドイツから来た女学生とAC/DCをきっかけに友人に。
③ ロンドンで生活している50歳くらいの日本人の方とは日本人コミュニティの会で知り合った際にYngwie Malmsteenの話をしたのをきっかけに友人に。
④ 友人であるレバノン人が紹介してくれたレバノン人がManowarのファンだったため、初めて会ってから即意気投合。
⑤ ノルウェー空港の入国審査で訪問目的を聞かれた時に「Manowarのライブを見に来た」と答えたら、「Manowarのライブは音が大きいからちゃんと耳栓持って行きなよ」と言われ、心に沁みた経験。
⑥ 前職のイギリスの大学で教職を務めているアルゼンチン人の教授とはアルゼンチンのバンドRata Blancaで大盛り上がり。
⑦ 前職で知り合った80歳ほどの日本人卒業生とはJimi Hendrix の話題で談笑。
⑧ 高校生の時アルバイトとして働いていた地元のスーパーマーケットにいた30代くらいの先輩とLed Zeppelinの曲で談話し交流。

などなど音楽を通じて出会った人たちとのエピソードが数えきれないほどあります。ニチコミに入社してから出会った人たちも年齢・性別・立場に関係なくRainbowやBlack Sabbathで熱く語る人やRoyal HuntやPanteraの話で盛り上がる人、ALI PROJECT談話をする人、The Offspringが唯一聴く洋楽バンドとおっしゃる人など様々です。

これまで挙げた人たちは社会的要因も好みの音楽も皆バラバラではありますが、音楽と言う一つの世界の中では同じ仲間になります。私は音楽について熱く語っている時の一体感がとても好きです。楽しすぎてついつい語りすぎちゃうんですけどね…笑

このコミュニティには音楽に対する熱い想いと共通の話題から一つのベクトルに向かう姿勢が存在しており、これはまさにニチコミ社員が仕事に向き合う上で求められるマインドと近しいものがあると書きながら振り返っていました。

最後に老人クラブの窓口として高齢者の人たちと交流する機会が多い中でこの自分の音楽に対する想いと知識を何かの形で使えないかと考えております。私の好きなバンドの多くが1970年〜1980年から活動しているバンドでして、現在の老人クラブ会員の方々がちょうど当時20〜30代の方が大半を占めるからこそ、こういう話題を通じて、少しでも老人クラブの皆さんと何かしらの共通のお話ができればと思っています。

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