【ニチコミコラム】感謝と決意、そして再出発

2019 年 10 月 21 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、福岡支店のkomaです!

 

 

久しぶりのコラム執筆となります。

 

というのも、前回福岡支店にコラムのバトンがまわってきたとき

私komaは仕事そのものをお休みしていて書くことができなかったのです。

 

komaさんの登場を楽しみにしていたという方(がいたら)、本当にすみません…!

 

 

去年の秋頃になります。

 

体調を崩し、病院からもしばらくお休みする必要があるという診断を受けました。

 

最初にお休みしてしまった頃は、心身ともに本当に辛い状況で食事も摂れず何もできない状態で、

「この先どうなるんだろう」そんな気持ちでいっぱいでした。

 

実家に戻って通院しながら少しずつ回復し、本当に少しずつだけども先のことも考えられるようになっていく中で

私はとてもとても大切な「あること」に気づきました。

 

それは、多くの人たちによって自分自身が生かされているということ。

 

体調を崩してしまったことによって、多くの人にたくさんの心配をかけてしまった一方で、

家族、友人、職場の仲間、お世話になっている老人クラブの方…本当に多くの励ましの言葉もいただきました。

 

「たくさんの人たちのおかげで自分が存在するんだ」

「自分は「生きている」ということ以上に「生かされている」んだ」

そう気づいた時、支えてくれる人たちのためにももう一度頑張ろう、元気な姿を見せたい!

そんな思いが強いものになってきました。

 

3月末に復帰して半年とちょっと。

お休みしてしまった数か月は自分にとって本当に本当に辛い時期だったけど、人と人とのつながりや支え合い、絆といった大切なことに気づくためにも必要な期間だったのかもしれません。

分かっていても日頃忙しさの中でふと忘れがちになってしまう大切なこと、それを身をもって実感することのできたこの期間は、今後の自分の人生においても大きな経験となるのではと思います。

 

少子高齢化や地域のつながりが希薄になりつつある現代において、老人クラブでは各地で地域を豊かにする活動や地域で支え合う活動が多く実施されており、地域へ大きな貢献をいただいています。

しかしその一方で、全国的に会員が減少傾向にあるのも事実です。

老人クラブの役員さんや会員さんとお話する際に「会員を増やすためにいろいろと取り組んではいるけど、なかなか会員さんが増えなくてね…」「今年はクラブの解散がいくつかあって会員がまた減ってしまったよ」ということを耳にすることもよくあります。

そのようなことを聞くたび、私はとても残念で悲しい気持ちになります。

 

「地域を支える老人クラブという団体が、これから先もずっと続いていってほしい」

「多くの人に、老人クラブへの関心をもってほしい」

人とのつながりや絆の大切さに改めて気づくことのできた今、老人クラブへの思いも以前よりも一層強いものになりました。

 

広報紙の制作や発行を通して、老人クラブの発展に私ももっともっと貢献していきたい。

老人クラブのため、そしてこれからの自分の人生を豊かなものにするためにも、支えてくれている全ての人たちへの感謝を忘れることなく、今日からまた自分のできること全てに全力で取り組んでいきます。

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