【ニチコミコラム】挨拶を振り返る
2023 年 6 月 5 日 月曜日 投稿者:ニチコミこんにちは。カエデです。
先日、取引先の方との会話で「挨拶」が出てきました。その方はマンションの敷地内で会った際に挨拶をしても返さない子供が多い、思わず注意してしまうと仰っていました。教育の最新状況はどのような感じでしょうか、知らない人に挨拶をしてはいけないと教えられているかもしれないですね。
私は20代半ばで比較的都会の出身ですが、それなりに挨拶の文化は持っていると思います。思い出せば色々ありました。物心ついてから、母親が近所の人に挨拶しているのを見て近所の人に挨拶し始めたこと。小学1年生の時に友人の母親にしっかりと挨拶ができていないと怒られたこと。その後、黄色い旗振りをしているおじちゃん(老人クラブの会員さんかもしれません)に挨拶をして褒められたこと。中学になり部活で上下関係を学び必死に大声で挨拶をしたこと。担任の先生から目を見て話さないといけないと教えられたこと。大学時代に古本屋のアルバイトで勇気を出してお客さんに挨拶をし続けたこと。そして、ニチコミで挨拶を学んだこと。全てが今の自分のコミュニケーション、人間関係の軸になっていると感じます。具体的には、挨拶をすることで人間関係が始まるということ。先述した小学生の時に挨拶で褒めてくれた黄色い旗振りのおじちゃんとは今も年賀状で繋がっていますし、中学の先生の教えは面接や話合いにおいて活かすことができたことで、過去や今属しているコミュニティに入るきっかけ、人間関係の構築に役立ち今があると思います。そう思い返せば、挨拶という一見、話題に上がらないものであっても、空気のようになくてはならないものであり、それに対して自分を叱ったり褒めたりしてくださった人たちがいたからこそ、今の自分があるのだと感じました。
この会社では自分から心を開き挨拶をすることを大切にしています。それは中々勇気がいることかもしれませんし、心の状態によってぶれてしまう自分がいるかもしれません。しかしそれに打ち克ち、その簡単であり全ての第一歩と言っても良い挨拶にこだわり行動し続けることこそが、豊かな人生を切り開く重要な要素になると感じております。