【ニチコミコラム】コロナ渦の年
2020 年 11 月 30 日 月曜日 投稿者:ニチコミ今年も早いもので、年末が近づいてきました。
今年は皆さん、なんと言っても「コロナ」を常に意識する一年でした。
世界経済に大きく影響を与え、ニュースでは毎日その日の感染者数が報告され、その数に一喜一憂した時もありました。
それは、私達の仕事も例外ではありませんでした。
「マスク着用、検温、アルコール消毒」
の3点セットは欠かせず、電車通勤を避けた車での通勤、移動を避けたZOOMでの会議も今年は増えました。営業先でもコロナの話が出ないことの方が少なかったです。
老人クラブの活動も自粛を余儀なくされ、毎年行われていた芸能大会、ゲートボール大会はもちろん、3密を避けるため会議さえも行えないという未曾有の事態となっています。山形県で今年行われるはずだった全国老人クラブ大会も中止となり、県老連の皆さんも肩を落としていらっしゃいました。
会員さんの投稿を見てもコロナに対する恨めしさや活動ができない寂しさの声が溢れ、好きなことが出来ない、当たり前だった日常を奪われたというストレスは計り知れません。
ただ、広報紙の発行だけは、地域の方々のご協力を得ておかげさまで発行停止は免れ、それよりも老人クラブを応援したいというような声も地域では多く聞かれました。各地域のスポンサーの方々には感謝しかありません。
中々外に出られない会員さんもいる中で唯一のコミュニケーションツールとして老人クラブには広報紙を利用していただき、今年ほど私達の仕事に誇りを感じた年はありませんでした。
プライベートでもコロナの影響はありました。masaの母は病院関係者ですが、玄関や郵便受けにイタズラをされる事件が起きたのです。とても悲しい話です。
年末にかけてまた感染者数が増えてきています。
ただ、泣き言を言っても始まりません。ヒトはいつの時代もその時々の環境に適応し、生き延びてきました。「新しい日常」という言葉が話題となりましたが、コロナを気にしながらも経済は力強くも回復しかけています。テレワークや経営が苦しくなった飲食店を支援するクラウドファンディング、次の時代の生き方のヒントとなるような動きも今年は多く見受けられます。
老人クラブも実はゲートボール等外での活動は、会員さんの多くの声を得て始まっているところが出てきています。広報部会の制作熱も上がってきました。
ニチコミも広報紙発行のお手伝いだけでなく老人クラブの理念実現のお役立てもしたいものです。
皆さん、健康には気遣いながら年末までお過ごし下さい。