【ニチコミコラム】「密」接な繋がりを感じた1年
2020 年 12 月 21 日 月曜日 投稿者:ニチコミお久しぶりです、Kenchanです。
先日、日本漢字能力検定協会による今年の漢字が発表されましたが、皆さんご確認されましたでしょうか。発表によると、今年の漢字は「密」ということです。
「密」と聞きますと、どうしても「3密(密閉・密集・密接)」を思い浮かべてしまいますが、この漢字にはそれ以外の気持ちをもって投票をされた方もいらっしゃいました。
それは、「大切な人との関係が「密」接になり、人とのつながりの大切さを再認識する機会になった」というものです。
私たちがやらせていただいている会報紙制作とは、まさにこの人との繋がりが大切な仕事です。この1年はそれを強く感じた1年でもありました。
コロナ禍という状況もあり、会報紙の発行ができるか心配されている地区もあり、「ニチコミさん、大丈夫なの」とご心配の声をいただくこともありました。それでも「会報紙を通じて、私たちは皆様と繋がっている」という心を発信したいという気持ちが強く訴えてくださり、私たちもその熱意に感化され、発行を続けることができました。
この発行に関しても、このような時期にも関わらず、各地域の企業様から「頑張れ」「応援している」という暖かいお声をいただいたという声を聞くなど、人や地域の優しさ、繋がりを強く感じた1年でもありました。
普段感じない優しさを再認識する機会を持てたことは、このコロナの中で一つのメリットであったかと思います。
自粛だなんだと閉塞感がある日常ではありますが、マイナスの面を見るだけではなく、このような状況だからこそ見える、人と人、地域など各種コミュニティのとの繋がりを大切にして、コロナを乗り切っていければと思っています。
私たち一人一人ができることは多くはないかもしれません。ですが、ゼロではありません。コロナだからと否定をするのではなく、この現状を受け止めた上で歩いていければ、また新しい繋がりが見えてくるのでは。
今回のブログは最近の会報紙でよく見る言葉で、締めたいと思います。
「明けない夜は無い」
気持ちだけでもコロナに負けずに、頑張っていきましょう。
Kenchanでした。