【ニチコミコラム】日本の行く末

2024 年 1 月 9 日 火曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちはmasaです。

 新年早々、大地震が石川県の能登を襲い、2024年は悲痛な幕開けとなりました。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに救助や支援を待つ方が無事である事を願います。

 さて、今回のテーマは超高齢社会を迎えた日本の行く末についてです。

 厚生労働省が公表している人口動態統計によると、令和4年一年間の出生数は77万759人で、前年の81万1622人より4万863人減少。一方、死亡数は156万9050人で、前年の143万9856人より12万9194人増加。自然増減数は、△798,291人で過去最大の減少。日本の人口は一年間で80万523人減ったそうです。

 さらに、国立社会保障・人口問題研究所が最新の将来推計人口を発表し、50年後の2070年には総人口が約8700万人、100年後の2120年には5000万人を割るとのこと。

 この数字を見て皆さんどう思われますでしょうか。素直に驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方は人口減少を既成事実捉え、改めて何か思うことはないかもしれません。

 人口減少により今後生じる経済的な問題としては次の2点が主に上げられるでしょう。

・生産性人口の減少による労働力不足

・消費量抑制

 採用に携わっていた身としてはここ2、3年を境に人材確保に苦労するようになり、労働力不足をひしひしと感じています。どのような職場でも共通な問題があるでしょうから、みなさんも同様ではないでしょうか。

 少子高齢化を阻止するために出生率を上げようと子育て支援を充実させようとしたりする動きは見られますが、生き方が多様化してきている現代では結婚や子供を設けることは絶対ではなくなっています。

 そんな中、労働力の減少を抑える策としてmasaが思うのは…

 高齢者の活用です。現在、定年を迎える年齢は70歳まで延長され、労働力不足を補うために政府も動いています。ニチコミは定年制を設けていませんが、世の中的にも賛同を得やすい状況かもしれません。ただ、高齢者は現役世代に比べ、知恵・経験はあれど体力や記憶力にどうしても衰えがありますので、今後は多様な働き方を認められる職場環境が必要不可欠でしょう。

 ニチコミも時代の先を行っていたいものです。

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