2022 年 4 月 のアーカイブ

【ニチコミコラム】「長寿の秘訣」

2022 年 4 月 26 日 火曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちは。ひょーきです。

 

先日、国内最高齢である田中カ子さんが119歳でお亡くなりになったというニュースを見ました。それを見て、明治から令和まで119年どのような人生を送られたのか、どうして長生きできたのか調べてみました。

 

色々な記事を読むと趣味が多く、常に誰かと話して笑顔が多いお方で、好物は炭酸飲料とチョコレートらしいです。自分の好きなことを続けることやコミュニケーションを取る大切さを感じました。自身の心の充実度が健康面にも大きく影響するそうです。

 

なぜ、田中さんがこのような生活を送るようになったのは、戦争を経験したからだそうです。人や物が奪われていく時代を生き抜いたからこそ、本当に些細なことでも感謝しながら日々を送るようになったそうです。感謝することは伝えた相手側だけでなく、自身の心も充実させるものだと思います。

 

今の日本は物で溢れていて、すぐに手に入れることができます。その世の中も人が造り上げてきたものです。変わらず人との繋がりは不可欠なものです。その中で私たちは広報紙を通じて老人会というコミュニティを支える仕事をしています。まずは、200万人の読者がいるからこの仕事ができることに感謝してこれからも頑張っていこうと思います。

【ニチコミコラム】

2022 年 4 月 18 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、めるちゃんです。

 

半年ほど前、祖母が入院し人工肛門になりました。幸い手術は成功しましたが、腹痛で救急車に運ばれてからすぐ緊急手術となったため、急な出来事に驚きました。

 

祖母は優しくユーモアがありますが、母に「わがままばあさん」と言われるハッキリした性格で、(誰であっても最初そう感じると思いますが)これから付き合っていく過程が大変である人工肛門(ストーマ)になった事にとてもショックを受けるだろうと思いました。

実際、手術後はかなり落ち込んでしまい、変な部分で不満や文句を言ったり、生きる気力を失っていたそうです。

 

しかし私が電話をした頃にはとても元気に思えました。

聞くと、看護師の方が毎日病室で「手術は120%大成功でしたね」等、皆さんですべてがうまく行っているというふうに褒めたり励ましてくれたそうです。

 

そこから、祖母はストーマに対して同じように褒めたり話しかけたりするようになりました。取り付けはじめはうまく機能しない事が多いそうなのですが、祖母のストーマはとても上手に機能していると嬉しそうに語っていました。

祖母は電話で「病院の皆さんに本当に感謝している。今まで幸い大病にかかったことがなく、この入院も多くの事に気付かせてくれた素晴らしい経験だった。このストーマも今は相棒のようで愛おしい。それだけでなく、すべてのものが有難くて仕方がない。」と言っていました。祖母は私に対してさえ何度もありがとうと言っていました。

 

手術後、医師は「ストーマもまた取れるかもよ」と言って下さったそうですが、家族は落ち込んだ祖母を励ますための方便だと思っていました。しかし、祖母の病状は驚くべき速度で回復し、現在はストーマを閉鎖し退院して元気に過ごしています。

 

手術を成功させ、落ち込んだ祖母に前向きな言葉をかけ続けていただいた医療関係の皆様に心から感謝するとともに、

祖母の、現状を受け容れいくつになっても前向きな精神を深く尊敬しました。「わがまま」と言われる部分も、自分にも他人に対してもなるべくありのまま素直に向き合っていく姿勢なのではないでしょうか。

 

私もそんな祖母の人生への臨み方を見習っていきたいと思います。

【ニチコミコラム】今こそ老人クラブの力を!

2022 年 4 月 11 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちNHです。

いまだ続くコロナとの戦い。

老人クラブも活動を自粛することが多く、

それに伴い、会員数も減少していってます。

しかし、こんな時代だからこそ老人クラブを

もっと盛り上げて会員数を増やしていく

必要があると思います。

例えば、コロナで人間関係が希薄になり、

孤独に陥りそうなときなど、

老人クラブのコミニティーが一役買ってくれるかも知れません。

老人クラブの広報紙を発行している当社としては、

こんな時代だからこそ、老人クラブの必要性を社会に向けて

発信していく義務があります。

どのような方法があるのかこれから模索していきたいと思います。

【ニチコミコラム】「利他の精神」を持って生活しよう

2022 年 4 月 4 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、トシちゃんです。

コロナウイルスに感染するのも時間の問題かと思うほど身近に感染者が増えて来ましが、ワクチン三回目接種を終えて、少し安心しています。

今回は、「利他の精神」について考えてみたいと思います。私は、女系家族で初めての男の子ということもあり、甘やかされて育ったため、他人から何かをしてもらった事が多く、自分から他人のために何かをするということが非常に少なかったように思います。今も田舎に両親が暮らしていますが、コロナで会えない事を良いことに、二年近く放ったらかし状態です。折角育ててもらっても親孝行らしい事をしたかというと自信がありません。その代役と言ってはなんですが、隣の幼馴染の友達がそれこそ「利他の精神」で何かと親の事を気にかけて面倒をみてくれています。本当に感謝しています。

 さて、こんなダメな私ですが、ひとつだけ他人のために損得抜きで出来たことがあります。それは、姉のドナーになった事です。人生初の人助けでしたが、恐怖心もありましたが、初めて人の役に立ったという充実感でいっぱいになりました。人のために何かをするということは、結局はじぶんのためなんだと気付かされました。今回は身内の事であり、自分の命に関わる事でしたが、日常の些細な事でも「利他の精神」を持って生活すれば、もっと気分良く充実した人生が送れると思います。お互いに「利他の精神」を持って生活しようではありませんか。