こんにちは、むぅです!
初めましての方は初めまして、以前見てくださった方はお久しぶりです。
またこちらのブログで皆さんとお会いできて嬉しく思います。同時に、あっという間に順番が回って
きたことへ時間の速さに驚くばかりです。
さて、前回は『私と地域のおじいちゃん・おばあちゃん』という内容で書かせていただきましたので、
今回は『私と親戚のおじいちゃん・おばあちゃん』とについてお話させていただこうと思います。
まず現在の話ですが、親戚のおじいちゃん・おばあちゃんの代表格である祖父母と私の関係は、4名の
うち3名がすでに他界しており、最後のひとりも遠方に住んでいるため、やや疎遠な状態です。祖父母
以外の親戚のおじいちゃん・おばあちゃんというと主に母方の親族のことになるのですが、こちらは
祖父母が亡くなってから特にお参り等もあって、話をする機会もほんの少し多くなりました。こちらの
親戚には幼い頃からよく家にあがらせていただいてまして、通称「ひいばぁちゃんち」と呼ばれていま
した。その名の通りひいおばあちゃんにあたる人が過去いらっしゃいまして、 足腰は弱っていました
が、とてもお話しが好きで顔をあわせるたび様々な話を聞かせてくれた思い出があります。既に他界さ
れていますが、102歳の大往生でした。
そんな母方の親戚おじいちゃんとおばあちゃんですが、私がニチコミに入社してから思わぬところで顔
をあわせることになりました。
なんと、私が新しく担当することになった老人クラブの会員だったのです!
そしておじいちゃんにいたっては最高齢者賞を受賞されていました。
まさか親戚が最高齢者として祝われている老人クラブの紙面を自分が作ることになるとは思わず、むず
がゆいような嬉しさが湧きました。また、母方の祖父母については病死でしたから、こうして健康を祝
福されていることをすぐ側で見て知ることができて、なんとも言えず泣きそうな気持ちが込み上げたこ
とを覚えています。
老人クラブの取材をする中で、私には好きな瞬間があります。
それは福祉大会などでご高齢な会員さんが名前と年齢を呼ばれて壇上にお元気な姿を見せてくださった
時、そしてその中で衆人から自然と感嘆の声や拍手が湧き上がる瞬間です。
元気な姿を見せてくださること、日々元気で過ごしてあること。それだけでこんなにも元気を頂けるこ
とは、なんと幸せなことだろう。こんなにもお歳を召されているにもかかわらず、周りに元気や笑顔を
わたして、活躍されていることはどんなに素敵なことだろう。
ニチコミの経営理念には「誰もがいつまでも活躍できる社会の実現を目指す」旨書かれていますが、こ
の「誰もが」の差すところは、本当に広く深くあると私は思います。
そして私たちが社会実現を目指すただ中、すでに様々な形で活躍されている方がいらっしゃいます。老
人クラブはその宝庫です。
その姿をひとりでも多くの方へ伝えていけるよう、これからも頑張ってまいりますので、皆さまも是非
ぜひ広報紙を手に取って、またご自身の身近なところへ目を向けてみていただけたらと思います。