2018 年 12 月 10 日
投稿者:ニチコミ
こんにちは福岡支店のTakeです。
久々の登場で緊張しています。
今回は職場で出会ったある方を紹介します。
その方と出会った時は、大丈夫かなと思うほど身体が細く、大人しく、小さく見えたのを覚えています。そのかたはTさんと言います。
10年以上ご両親の介護を行っていたとことが大変だったことが分かるほどでした。
口癖は「本当に仕事ができて嬉しい」とよく言っていて、
どんない辛い時も、苦しい時も、弱音を吐かず「仕事ができることは、幸せですね」と笑顔で話している時は本当に大きく見えました。
Tさんと出会って7年がたち、その間色々な大病を患いましたが、その度に復活し続け、最前線で活躍し続けるTさんの背中は大きく、本当に真面目で少し頑固で、時にはモノマネやダジャレを言って笑わせてくれて場を盛り上げてくれる方です。
横で見ていて本当に強い人だなと感じます。日々ハリがないとつまらないですねと言って、仕事をしているTさん。生涯現役の精神で仕事続けられるならいつまでも続けていきたい。終身現役社会に近づくために体現してくれています。
そんなTさんですが…… 今月の2日に……
67歳を迎えました!
え!そんなになります?!と思わせる、見た目の若さとは裏腹に、日々血糖値、高血圧と戦いながら、いや〜仕事、楽しいですね〜という笑顔で活躍しています。
気づけば東京支社のHさんとツートップの最年長です。お二人ともいつまでも元気に引っ張っていってください。
急激な寒さに皆さん体調管理はしっかりと!それでは
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2018 年 12 月 3 日
投稿者:ニチコミ
こんにちは、ヘイムーです。
今回はニチコミの経営理念である「誰もがいつまでも活躍できる社会の実現」について「黄忠(こうちゅう)」という人物を通してお話したいと思います。
黄忠は紀元2-3世紀の中国に実在した、有名な三国志の舞台で活躍した人物です。
小説『三国演義』では、彼は初登場にして60歳近くという高齢者でしたが、三国志の中でも1、2を争う英傑関羽(かんう)と互角の一騎打ち演じるという、華々しいデビューを飾ります。
その後は蜀漢の将軍として劉備(りゅうび)に仕え、常に軍の先頭に立って敵軍に駆け入り、多くの戦功を挙げました。
最終的には75歳にして戦死しましたが、中国では彼の活躍ぶりから、老いてますます盛んな人を「老黄忠(ろうこうちゅう)」と呼びます。
さて、私がニチコミで働いて日々驚いていることは、老人クラブの会員の活力の凄さです。
90歳を過ぎてもグラウンド・ゴルフを元気に楽しまれる方、95歳になっても作品展にて息を飲む作品を出品された方、100歳を超えても演芸大会にて見事に詩を吟じた方…など、老人クラブの会員は「老黄忠」と呼ぶにふさわしい方ばかりです。
老人クラブの行事を取材し、元気に活動されている方々と接する度に「この元気さはどこから来るのだろう?」と驚いてばかりです。
思うに、老人クラブという活動の場を得たことで、人生における新たな生きがいを見つけ、それがあふれる活力につながっているのかもしれません。
しかしながら、高齢者全員が生きがいをもって過ごせているわけでは決してありません。
定年後は突然にするべきことが無くなるので、生きがいを見失い、気力が衰えているという方も多いのではないでしょうか。
そういった方にこそ老人クラブを知っていただき、新たな活躍の場を見出し「老黄忠」になっていただければ、どんなに素晴らしいだろうと思っています。
ニチコミでは「誰もがいつまでも活躍できる社会の実現」を目指して、現在は老人クラブの広報紙作成をメインに行っています。
広報紙を通して、老人クラブで活躍する「老黄忠」の方々を紹介し、また広報紙を通して1人でも多くの方が老人クラブに興味を持ち、そこから「老黄忠」が出てきてくれることを目指して、またその流れを老人クラブだけに止めず、日本の社会にも広げていくことを目指して、これからも邁進してまいります。
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2018 年 11 月 26 日
投稿者:ニチコミ
皆さんこんにちは、ayaです。
今週から福岡支店のメンバーによるニチコミコラムが始まります。どうぞよろしくお願いします!
人生において誰しも一度は経験する「あの人ともっと話をしておくべきだった」と思うことが私も数えきれないほどあります。
一番に思い出すのは、やはり祖母のことです。
多くの方にとって「おばあちゃん」は身近な存在だと思いますが、私にとって「おばあちゃん」は緊張する存在、家族だけど少し遠い存在でした。決して厳しかったわけでもなく、会うたびにニコニコ「大きくなったね」と言っては、おいしいごはんをたくさん食べさせてくれる優しい記憶しかありません。
今思うと、会う機会があまり多い方ではなかったことと、祖母の方言が強くて何を言っているか小さい頃、よく分からなかったせいか接し方が分からず、甘えたり、話をしたり自分から積極的にしていなかったからだと思います。
従兄弟たちは夏休みずっと祖母の家に泊まるけど、私はどちらかというと居心地があまりよくなく、正直「早く家に帰りたい」と思っていました。そのため、祖母と会話らしい話をした時間はとても短かったと思います。
そんな祖母が昨年4月、97歳で亡くなりました。
腰は随分前から曲がっていましたが、家事をしたり、畑をしたりと休むことなく常に動きまわっていた祖母。最後は車いすに乗って移動することにはなりましたが、亡くなる直前に満開の桜を見に連れていくことができたそうです。
私が最後に会ったのは、お正月みんなで集まった時。祖母は一人でご飯を食べることがやや困難なため、私も食事の補助をしました。言葉数が少なく、黙々と食べる姿を見ると、すっかり元気な頃と姿は変わってしまったけど、私に「あなたも食べなさい」とご飯を無言ですすめる姿は昔のままでした。
帰る間際、祖母から突然「ありがとう」と言われ、なんだか涙が出そうになりました。これが最期になるかもしれないという予感とあわせて「私は何もお礼を言われるような恩返しができていない」という複雑な気持ちでした。
私は老人クラブの会員の方に取材を通してインタビューをする機会が多く、皆さん仕事をしていた当時のことや、ご家族のこと、健康のことなどを、いきいきとお話してくださいます。今思うと、祖母にインタビューをして、これまでどんな人生を歩んできたか、どんな物が好きなのかなどもっと聞いておけばよかったと思います。そして、どんな時もいつも自分のことより他人のためと、自分を後回しに考える祖母に、私こそ「ありがとう」と伝えたいです。
ニチコミの経営理念の中には「誰もがいつまでも活躍できる社会の実現」という言葉があります。私はその言葉には「その人らしい生き方を支える、尊重する」という意味が込められていると思います。多様な生き方がある時代ですが、ともに支え合うことの大切さはいつの時代も変わりません。私も祖母のようにどんな時も相手のために尽くすことができる大きな心を持った人になりたいです。
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2018 年 11 月 19 日
投稿者:ニチコミ
こんにちは。熱血中年です。
今年で還暦を迎えることになりました。
ただ1つ歳をとったということだけなのに、最近は健康や病気の関連事に注意が向くようになってきたような
気がします。
テレビ番組でもテーマが健康についてなどというと、ついつい見てしまいます。
自分が20代のころは60歳などというと本当におじいさんというイメージでしたが、
いざ自分がなってみると、まだまだ元気でやれるような気がします。
定年も延長されていく時代、体力的にも精神的にも若くいれるようにしたいものです。
これからも若い年代の人達と付き合ったり、明るい色の物を身につけたりして
若さを保っていきたいと思います。(邪魔者扱いしないでね)
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2018 年 11 月 12 日
投稿者:ニチコミ
ハットマンです。
この7月に、此岸(しがん)の世界で私たち夫婦の最後の親、
義母が彼岸(ひがん)の世界へ旅立ちました。88歳でした。
生前の母の口癖は「こまった、こまった」でした。
母は茶畑の作業を生前ほとんど1人でやってきてくれました。
そのためか、腰ではなく背中を曲げる姿勢でした。
明日の天気が「雨予報」のとき、畑の作業ができない。
さあ「こまった、こまった」でした。
最後まで茶畑の心配をしてくれて、現役農家として頑張ってくれたと思います。
他3人の親同様にいつまでも私たちの胸の中で義母は生きつづけてると思います。
「終身現役社会 定年なき社会に定年制がない会社」実現のため、日々精進していきます。
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2018 年 11 月 5 日
投稿者:ニチコミ
ニチコミ静岡支店では今月21日から営業課に58歳の新入社員の入社が決まりました。
我が社ではここ2~3年間、若い人財を中心に採用してきましたので久しぶりの高年者の採用となります。
過去を振り返ると我社では60~70代が社員の半数を占めていた時代があり、
現在の基礎を作ったのがその先輩社員達でした。
しかしその先輩社員が次々と引退され、空洞化が起こり、この数年若手社員の育成が急務となりました。
その結果今では20代~30代が半数以上と若返り、会社の中心となって活躍しています。
今回静岡支店で採用募集を行ったところ中高年者の応募がほとんどでした。
その方々との面接で感じたことは「まだまだ現役で活躍したい」と働く意欲を持っているが
働く場所がないという現実があること。
「年齢制限なし」とうたっている企業は多いですが実際は年齢で不採用というのが現実なのです。
しかし我社では過去の先輩社員が実証しているように
中高年の「知恵と経験」が今に生かされている事実があります。
若者だけでは乗り切れないこと、高年者ではできないこと、
両者が共存することで新たな知恵、力が生まれるのではないか。
すべての世代が活躍できる社会、誰もがいつまでも活躍できる社会の実現を目指し
今後も幅広い世代の活躍に期待したい。
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2018 年 10 月 29 日
投稿者:ニチコミ
みなさまはじめまして。わさと申します。
ついこの間まで猛暑でうんざりしていたのに、気が付けば今年も残り約2ヵ月となりましたね。
さて、初コラムとなる今回は、私の母の話をさせていただきたいと思います。
母は今年で72歳になりましたが、ありがたいことにこれまで大きな病気をすることもなく、現在も週4でアルバイトをしつつ、友人や姉妹と小旅行やら食事会やらによく出かけています。
社交的な母は電話やLINEでのやりとりも多く、母のらくらくスマホは私のスマホよりもはるかに携帯電話としての役割を果たしています。
弊社の経営理念の一節に、「誰もがいつまでも活躍できる社会」とあります。
活躍の仕方は人それぞれですが、年齢に捉われずに忙しくも充実した毎日を過ごし、「自分は幸せだ」と事あるごとに口にしている母は、母自身の人生において、今もまさに「活躍」しているのだと感じます。
今年の夏に入社して約2ヵ月、まだまだひよっこではありますが、誰もがいつまでも活躍できる社会の実現を目指して、活躍中の母に負けぬよう日々精進してまいります!
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2018 年 10 月 22 日
投稿者:ニチコミ
みなさんこんにちは!shioriです。
ひさしぶりの投稿になります。
今回は私の祖母の話をしたいと思います。
祖父がなくなりもうすぐ3年になり、現在祖母は1人暮らしをしています。
祖母の家は私の家の道路を挟んで反対側にありますが
私も家族もみな働いたり、学校へ通っていたりと
こんなに近い距離なのになかなか顔を合わせることができず
祖母には寂しい思いをさせてしまっていました。
もともと外に活発に出る人ではなかったのですが
祖父が生きているころは祖父の誘いで旅行に行ったりしていました。
しかし祖父が亡くなり、さらに外に出なくなり、家にこもりがちになっていました。
そんな祖母を心配し、家族で地域で無料で行っている体操教室への参加を勧めました。
最初は「私はそんな知らない人と一緒になんかやりたくない」と
しぶしぶ通っていたのですが、そこで地域の同年代の方達と顔見知りになり、
今では「この前は●●さんがね~」と私が祖母の家にいくと楽しそうに様子を
話してくれるようになりました。
この間も新しい運動着が欲しいから私と母に見て欲しいということで
一緒に買い物にもいきました。
ひきこもりがちだった祖母がこんなにも変わったことで
人や地域との繋がりがほんとに大事なのだと改めて感じ、
いきいきと活躍する祖母の姿を見て
私もさらに頑張らないといけないなと思いました。
高齢化は今もさらに加速しています。
「誰もがいつまでも活躍できる社会の実現」のために・・・
人との繋がりを大切にしながら、これからも頑張っていきます!
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2018 年 10 月 15 日
投稿者:ニチコミ
みなさんこんにちは、かっきーです。
今週から静岡支店によるブログがスタート。久しぶりに投稿させていただきます。
今回は私の父親の話です。
父親は2度の脳出血の後遺症で、現在は介護施設のお世話になっています。
半身麻痺の状態で、施設内の移動は車いすが基本。しかしそれも
身体の自由がきかないため、なかなか思うように動くことができません。
現在は精神的にも落ち着いていますが、発症後すぐの入院生活、また施設に移ってからの
リハビリではうまく動けないストレスで、家族に当たることも多くありました。
それでもリハビリを続け、ゆっくりですが杖なしで歩けるようになっています。
本人の努力もありますが、多忙のなか親身になってリハビリやケアをしてくれた
介護施設職員の方々には感謝しかありません。
私たちの家族の場合もそうでしたが、介護の手助け無しでケアをするということは不可能でした。
さまざまな人に支えられ、日々の生活が成り立っていることを改めて実感しています。
社会の中で人は生き、何らかの繋がりのなかで生活をしています。
自分の大切な人たちが安心して日々の生活を送ることができる、
このような社会の実現が皆の幸せに繋がります。
ニチコミもそのような「繋がり」「絆」を大切にした企業であります。
ニチコミの一員としてこれからも「誰もがいつまでも活躍できる社会の実現」を
目指し、行動していきたいと思います。
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2018 年 10 月 9 日
投稿者:ニチコミ
今年、古希を迎えました。この節目の年に――と、高校時代の同窓会をこのほど開催しました。卒業から52年。戦後のベビーブームに生まれ、多感な青春時代を1クラスの生徒数50人を超す「すし詰め教室」で共に過ごした仲間たち。
春秋の流れは早く、団塊の世代と言われた私たちも70歳、いつのまにか「高齢者」と呼ばれる年齢になっていました。
振り返れば、ガキ大将も勉強家も、皆一緒にふざけあうことができた良き時代でした。あどけなさの残る10代後半の青春時代の心を育んだのは、授業よりもたくさんの仲間たちとの温かな交流だったような気がします。
物質的には貧しくとも、心優しい級友たちがいたから、楽しい学校生活が過ごせ、良き思い出がいっぱい生まれました。たくさんの仲間たちの刺激を受けた学校生活があったから、昭和という激動の時代を、平成という情報化時代を、たくましく生き抜いてこられたのではと、ちょっぴり誇らしく思えてなりません。
卒業から半世紀余り。再会した仲間と旧交を温めあい50年という時を語った4時間という時間は、刹那のように感じました。みんな、まだ、わんぱく坊主とおてんば娘のままでした。
それぞれが歩んできた波乱万丈の道のりを聞いていて、話のあちこちに咲く幸せの花は香しくも清々しく、仲間というものは良きものとつくづく絆の素晴らしさを実感した次第です。
このような人とのかかわりが人生を彩り、輝かせていること、老人クラブの活動も一番大切なのは、このかけがえのない「仲間」にあることを、再認識させられた同窓会でした。気の置けない仲間が周りにいることは、心強く、幸せなことですね。コッキーでした。
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