【ニチコミ コラム】生涯青春
2017 年 7 月 10 日 月曜日 投稿者:ニチコミこんにちは。Shigeruです。
私達ニチコミの経営理念である、「誰もがいつまでも活躍できる社会の実現」について、思うところを書かせていただきます。
「いつまでも」すなわち、「何歳になっても」活躍できるには、自分がどういう人間になっていればいいのか?
そう考えることがあります。
それには、「自分だけ」のためではなく、「人のために」という心や生き方が大事なのではないか、と私は思うのです。
生涯元気。生涯青春。
これもまた大事な生き方であり、誰もがそうなっていたい、と思う在り方ではないでしょうか。
私の住んでいる地域にも老人クラブがあり、ここの会長さんと副会長さんは、以前からの知人です。お二人ともいつもとてもいきいきとされていて、会うといつも「元気」をもらいます。
お二人を見ていると、「元気」に年齢には関係ないな、と思えます。
そして、「自分も頑張らねば」という気にさせられます。
お二人に共通しているのは、
若い時から、「人のために」という生き方を貫いてこられて、いつも明るく、前向きなことです。
このお二人に限らず、人生の先輩方から会って話をして「元気」をもらうとき、また、「よし、僕も頑張らなければ」という気持ちにさせられたとき、やはり思います。
元気の伝播は、年齢とは関係ないな、と。
「青春」というと、20代の頃知った、サムエル・ウルマンの青春という詩を思い出します。
(ダグラス・マッカーサーや松下幸之助氏が愛唱していたという詩です)
『青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
(中略)
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。』
この詩を初めて読んだ20代の頃は、なんとなくしか分かっていなかったと思います。
でも、年を重ね、20年以上経ってこの詩に接すると、
新たな感動も迫ってきます。
特に、「心の様相」という言葉が刺さります。
一日一日を、
真剣に
誠実に
成長し続け
年を重ねていきたいものです。