【ニチコミコラム】人生を豊かにするもの
2024 年 6 月 24 日 月曜日 投稿者:ニチコミこんにちは、とびうおです。
早いもので、入社から1年と半年が経ちました。
前回の投稿から色んなことがありました。新しい業務を覚えたり、オフィスが移転したり、全社員の前で歌ったり。中高では演劇部、大学では合唱サークルに入っていたので人前で何かを披露するということには慣れているのですが、いざ人前でパフォーマンスをするとなるといつも緊張します。ニチコミでは毎朝朝礼があり様々な発表事項があるのですが、実はその担当になる度にも緊張しています。
そんな話はさて置き。
上でも書いたように大学時代は合唱サークルに所属していました。自分で言うのもなのですがかなり熱心に活動しており、週3回の練習にはまじめに通い、外部から招待を受けた演奏会に積極的に参加し、役員などもしていました。卒業してからはあまり関わりはないのですが、学生時代の良い思い出として今でも残っています。今思い返せば昼間は大学の授業、夜はアルバイトかサークルの練習、土曜日も一日練習、終わればアルバイトで完全に休みの日は日曜日だけ、その日曜日もたまに演奏会などで休みではなくなる…という生活をよく続けていたなと我ながら感心します。今は休めれば休めるほど嬉しいし、実際休みの日は用事が無ければ一日家にいることも多いです。なぜそんな生活ができていたのかと考えると、やはり合唱が好きだったから、このことに尽きるなと思います。歌の技術や詩の解釈、歌唱の表現など、良い演奏・自分が思い描く理想の演奏をしようと思うと奥が深く、毎日試行錯誤しながらも楽しく歌っていた記憶があります。何かに興味を持つこと、それは生活の支えになるのだという人生の大切な経験です。
ニチコミが発行している広報紙も、紙面を読んでいるときっとこれも誰かの支えになっているのだろうと思わされます。各老人クラブの広報紙は主に各クラブの会員の方に配布されており、会員以外の方の目に触れることは少ないのですが、紙面を読んでみると各老人クラブで行われたイベントの様子が掲載されていたり、会員の方が投稿したコラムや俳句が掲載されていたり、短いページ数ではありますが老人クラブ会員の方々が楽しく活動されている様子が見て取れ、きっと自分が参加したイベントや自分が作った作品が広報紙に載るのを楽しみにしている人たちがたくさんいるのだろうなということが伝わってきます。また広報紙が発行されるまでに取材に赴き打ち合わせを重ね、記事を集め、修正を繰り返してやっと発行される広報紙は、情熱がなければできないものだと、編集担当者の仕事ぶりを見ながらいつも思っています。
誰かの生きがいになれるような、そんな広報紙の制作に少しではあるけど携わっていると自信を持って言えるよう、これからも頑張っていきます。