【ニチコミ コラム】あなたが活躍するために

2018 年 3 月 19 日 投稿者:ニチコミ

 こんにちは、おこめです。

 

 フィギュアスケートを12歳から見初めて、かれこれ12年目。人生の半分でスケーターを応援してきました。

 

 もちろん平昌オリンピックも、テレビがないながらフィギュアだけは追いかけました。今日はそのオリンピックに出場し、見事男子シングル銀メダルを獲得した宇野昌磨選手について話そうと思います。

 

 スケオタ(=フィギュアスケートオタク)として、忘れられない大会があります。2016年の世界選手権です。

 

 この大会には、当時18歳だった宇野選手が出場しました。シニアデビューして以降、ファンがびっくりするようなスピードで成長してきた宇野選手。当然周囲は期待をしていました。

 

 しかし結果は7位。フリープログラムの得点発表を待つキスアンドクライでは、涙を流していました。インタビューでは、「こんなに努力して結果が出なかったのははじめて」とも。

 

 私はそんな彼の姿を見て、「うらやましいな」と思ったことを覚えています。 自分より年下の、高校生の子が、世界の頂点を目指し、悔しくて泣けるほどの努力を積み重ねてきたことが。いつだって全力で本気だった彼なら、きっと嬉しくても泣けるのでしょう。私にはない経験です。

 

 ニチコミの経営理念には「誰もがいつまでも活躍できる社会」とあります。この「誰もが」の部分には、もちろん老人クラブの人や家族が含まれていますが、自分のことも指しているのだと私は思っています。自分が活躍しなければ、他人の活躍の手助けなどできない、と。

 

 そこで私が掲げた目標は「本気」。さっそく、スケッチブックにこの2字を書き込み自分への誓いとしました。どんな結果に対しても、「まあ、そんなもんか」と受け止めていた私が、成功しても失敗しても泣けるくらい全力で取り組んで、「誰もがいつまでも活躍できる社会」を作っていきたいです。

【ニチコミ コラム】障がいと私

2018 年 3 月 12 日 投稿者:ニチコミ

こんにちは。kenchanです。

各国の選手が活躍し、日本も過去最多のメダルを獲得した冬季オリンピックが終わったと思ったら、つい先日にはパラリンピックが始まりましたね。

各選手の皆さんにはオリンピックにも負けない熱戦を期待したいところです。

 

ところで、このパラリンピックの理念というのを皆様ご存じでしょうか?

オリンピックの理念である「スポーツを通して文化や国籍などの違いを越え、フェアプレーの精神を培い、平和でより良い世界を目指す」というのは聞いた事があるかもしれませんが、パラリンピックの方はそこまで周知されていないように思えます。

かくいう私も不勉強なもので今まで知ることがなく、いい機会なので調べてみました。

 

パラリンピックにはなかなか「これが理念だ!」というものが見つからず、ただその中で見つかった「パラリンピックは障がい者にスポーツ活動の機会を提供する理念『機会均等と完全参加』と、『障がい者のスポーツのエリート性』を表す言葉(引用:日本パラリンピック委員会ホームページ )」というものが、強く目につきました。

これは私たちニチコミの掲げる理念でもある「誰もがいつまでも活躍できる社会」、その基本概念の一つでもある「チャンスや機会が無い人々に活躍の場と機会を提供する」に通じるものがあると感じたからでもあります。

 

普段、私たちは高齢者の方を相手にする機会が多いので、「誰もがいつまでも活躍できる社会」ということを考えると、高齢になっても元気で活躍できる社会と考えていますが、今回は少し視点を変えて、高齢者以外の「誰もが」とは誰なのかを考えてみることにし、その中には障がいを持つ方も含まれるのではと考えました。

 

こう考えるのも訳がありまして、私自身が耳に障がいを持っているからです。別に隠しているという訳ではありませんし、機会があれば自分でも言ってはいるのですが、やはりどうしても目に見えない部分ですので気付かれなかったり、もしかしたら忘れられている可能性も……。

 

誤解のないように書かせていただくなら、俗に言う不幸自慢のような意味ではなく、また同情がほしいということでもありません。

私が言いたいのは、背が高い人・低い人、歌のうまい人・下手な人といった個性のように、障がいはただ、できるできないといったことが極端に大きく見えるだけで一つの個性である。小さな障がいではありますが、物心ついてからそれに付き合ってきた経験から私はそう思います。

 

もう10年程前になりますが、フレンドシップキャンプという、障がいを持つ子と持たない子が一緒になってキャンプをするという催しに参加させていただいたことがあります。

そこでは障がいのあるなしに関わらず、子どもたちは全員元気にキャンプを楽しんでいました。むしろ障がいを持つ子の方が「あれをやろう!」「あっちに行こう!」とみんなを引っ張っており、全力で楽しもうという姿勢が強く伝わってきました。他の子たちも、その意見を受け入れ「よーし、行くぞー」と車イスを交替で押したり、ボートに乗る時に手を貸したりしながら一緒になって遊んでいました。

そこには相手を思いやる気持ちだけがあり、障がいを悲しいもの・かわいそうなものという気持ちは見当たりませんでした。

わずか5日ほどの参加ではありましたが、心のふれあいを感じ、障がいのあるなしなど些細な問題ではないかという気持ちが強まった経験でもあります。

 

社会に目を向けますと、以前はあまりなかった雇用関係も徐々に大企業などが雇用を広げてきていて、さらに「一つの物事に限定すれば、健常者よりも優秀だ」と言う企業もあったりするほど、障がいはハンデではなく、場を用意すれば活躍できるということが認識されてきています。

とはいえ、まだまだ雇用率が低いのが現状。ですが厚生労働省など、国も障がい者が活躍できる環境を作るために動いており、徐々に門戸は大きく広がってきています。

 

人は必ず年を取ります。いつ体が不自由になるかも分かりません。私もそうですし、親兄弟など愛する人がなったりする可能性も否定できません。

そのような状況になったときでも、愛する人が笑って活躍できる社会であれば、それはとても素晴らしい社会ではないでしょうか。

その素晴らしい社会の実現に向けて、微力ではありますがこれからも頑張っていきたいと思います。

 

その決意を忘れないためにも、まずは障がいがあっても活躍し、夢と感動を与えてくれるパラリンピックを見て、彼らの強い意志や勇気を分けてもらおうと思います。

Kenchanはパラリンピックを応援しています。頑張れ、ニッポン!!

【ニチコミ コラム】地域の活性化で活躍する社会づくりを

2018 年 3 月 5 日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、シーバス <・+++><です。

 

毎週、ニチコミ社員が経営理念について思いを綴るこのブログ。

他の社員の方々の投稿を読んで、それぞれいろんな思いが語られているなぁと感動したり、共感したりしています。

そして、現在2週目がスタート。また思いを綴らせていただきます(^^)

 

先日、とある地域で行われた世代間交流の取材をしてきました。

子ども世代、親世代、祖父母世代の3世代の交流が行われ、老人クラブ会員である祖父母世代は、子ども世代だけではなく、親世代にも昔あそびを教えたり、一緒にゲームをしたり、またそれぞれの世代の情報交換をしたりと密な交流が行われていました。

 

近年、核家族化が進み、また、近所付き合いも希薄になってきています。そういった中、こういった行事は本当に貴重です。そして地域住民がそれぞれに密接な関係にあることは街や人を元気にすると思います。

この地域では普段からも交流が行われているようで、しっかりと地域コミュニティができているなと感じ、こういった地域交流が盛んなところはきっと安心して住めるのだろうなと思いました。

 

経営理念に掲げている「誰もがいつまでも活躍できる社会」にするためには、こういった密接な地域コミュニティづくりが重要だと私は思います。

人はひとりでは生きていけません。誰かに支えられ、そして誰かを支えて生きています。

何かを始めたい!

困ったことがあった!

そんなとき、身近に手を差し伸べてくれる人がいたらきっと安心です。

ひとりで何かを始めるのには限界があります。コミュニティがあるからこそ活躍できるのだと思います。

 

私も自分の住んでいる地域の行事にもっと積極的に参加していこうと思います。

そして、老人クラブの会報紙づくりを通して多くの地域を元気に、そして誰もがいつもまでも活躍できる社会にできるよう頑張りたいと思います。

【ニチコミ コラム】活躍する方とのふれあい

2018 年 2 月 26 日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、お久しぶりです。HaTaHaTaです (°)#))<<

 

ブログ2巡目やってまいりました!

1回目がとおーーーい昔のようです。

寒い日が続きますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか?

 

先日、社員総会が行われ、そこで「経営理念によせて」という冊子が配られました。

この冊子は、ニチコミ社員が「経営理念と私」というテーマのもと作文を書き、そのなかから選ばれた優秀作品と、老人クラブ会員さんの投稿文のなかで地域福祉に密着している作品が掲載されています。

私は冊子の制作に関わっていたのですが、校正中にもかかわらず、思わず涙が出てしまう作品もあり、日頃ニチコミ社員がいかに「だれもがいつまでも活躍できる社会」について考えているか知ることができ、私ももっと成長しなくてはと感じました。

 

「だれもがいつまでも活躍できる社会」に対して思いを寄せ、心を砕いている人がいます。私ももっともっと心を砕き考えつくすことが必要だと思いました。一人の力では小さいけれど、一丸となって発信していくことができれば、日本中に、世界中に大きなムーブメントを起こせるのではないでしょうか。私自身の発信力を高めるとともに、ニチコミの発信力を高めていけるよう意志を強く持っていきたいです。

 

幸いなことに私は多くの老人クラブの方々と関わりを持たせていただいています。

年の離れた私にもいつもフラットに話してくださる方、いつお会いしても笑顔が素敵な方、地域のために毎朝早く起きて掃除をしている方、○○があるからとなにかと用事をつくって友愛活動をしている方…。

ニチコミで働いていなければ出会うことがなかったであろうこの老人クラブの人たちこそ、いつまでも活躍している人ではないかと感じています。

そんな方々に出会えたことに感謝したいですし、なにより、そんな方たちの力を借りて、また力を貸して、絵空事ではなく、「だれもがいつまでも活躍できる社会」を私たちの手で築いていきたいです。

【ニチコミ コラム】ある会長さんの話

2018 年 2 月 19 日 投稿者:ニチコミ

こんにちワッキーです(^_^)

 

ニチコミ社員たちがつなぐ心のリレー「わたしたちが綴る思い」に久々に投稿します。

 

今日は私が出会った老人クラブ会長の話をします。

大阪府のある田舎町の老人クラブ会長のKさんのお話です。

少し長文ですが、どうかお付き合いください。

 

入社して間もなかった私は、冬が近づいたある日、その町で定期的に開催されている会員によるウォーキングを取材することになりました。その町はまだ会報紙を作り始めたばかりで、私もまた仕事を覚えることに必死になっていた時期でした。

 

本来そういったところに取材に行くと、写真を撮る際に風景の変化を撮影しなければなりません。被写体である会員には表情以外の変化はなく、変わるのはただ風景だけなので、記事の素材を適度に用意するためには、景色の変化を待たなければならないわけです。まだ写真撮影がうまくできなかった私は現場に着くと、変わる景色をうまく撮るために、何kmもの距離を歩くつもりで会員のみなさんに同行して歩きました。幸いなことに自然が多い町なので、まだ葉を落とさずに残っている紅葉など、写真はいいものが撮れそうでした。

 

ウォーキングというイベントの中で一緒に外を歩いていると不思議なもので、横にいる人が気軽に声をかけ合い、さっきまではどこの誰だか知らなかった人が、まるで友達のように親しくなります。私がKさんとお会いするのはその時が2回目ぐらいでしたが、Kさんは私のことをよく覚えていてくれていました。歩きながらKさんもまた、親しく話しかけてくれ、「最近の老人クラブは」という話をしました。

 

しかしその時、正直私は話どころではなく、景色の変化を見ることにばかり気をとられていました。せっかくの自然だ、これで表紙を飾ったらいい。でもなかなかうまく撮れないな。そんなわけで写真を撮るためにウォーキングの列から離れたり、また走って先回りしたりしなければならないのに、Kさんは私が同じウォーキング仲間であるかのように話かけてきます。新入社員は頭の中が忙しいのです。分かってくださいK会長。

 

そんなことを繰り返しているうちに私は結局歩き疲れ、カメラを脇に抱えながら歩くことになりましたが、健脚なKさんはやっぱり「こないだこんな話があってね」ととても嬉しそうに話しかけてきます。

 

「私はね、自分が会長を務めているクラブ今年の予算を、年度の初めにほとんど使ってしまったんだよ」

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【ニチコミコラム】世の中のすべての人が活躍できる社会へ

2018 年 2 月 13 日 投稿者:ニチコミ

こんにちは! アズマです。

私はこの会社に入社してからまだ半年と少しですが、

入社してからも変わらず、毎日元気に活動しております。

 

このニチコミに入社する前までの私は引きこもりがちで、

入ったバイトも3カ月持たずにやめてしまうことが多々ありました。

でもそんな私を、ニチコミは温かく迎えてくださいました。

おかげで今では、どんな時も明るく元気に振る舞えるようになりました。

 

私たちは高齢の方々がいつまでも元気に活躍できる社会の実現を目指して

日々活動をしております。それと同時に意欲はあるがチャンスや機会が

見つからない方々に対しても、手を差しのべられる存在になることを目指して

おります。私のように、これまでチャンスや機会がなかった方は、

今の世の中、多くいると思います。そんな人を一人でも多く支えられる

ように、私自身も誠意を持って、仕事に取り組み、世の中をより良いものに

するため、これからも精いっぱい頑張っていきます!

【ニチコミコラム】生涯現役で活躍できる社会へ

2018 年 2 月 5 日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、C.C.です。

現在、超高齢社会と言われていますが、これは平均寿命が上がっていることが最大の要因です。

 今年の厚生労働省の調査で2016年の日本人の平均寿命は、女性で87.14歳、男性で80.98といずれも過去最高を更新したとの発表がありました。また、自立した生活を送ることができる健康寿命は、女性で74.12歳、男性で71.19歳になっています。

 そういった状況の中で、70歳を越えても働き続けることができる職場づくり、社会活動へ参加できる環境づくりを行い、生涯現役で活躍し続けていくことを目的に、このたび「高齢社会対策大綱」が政府で閣議、決定されるそうです。

ニチコミでは、定年制がなく、誰もがいつまでも活躍できる社会の実現にむけて全社員が日々の活動を行っています。そういった中で70歳を越えても活躍し続けるには、健康の充実が欠かせないと思います。私もいつまでも健康で、生きがいを持って働き続けていきたいと思います。

【ニチコミコラム】終身現役社会、定年無き社会に

2018 年 1 月 29 日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、ゴルゴです。

私は福岡支店が開設して3人目の入社となり、当初2名しかいなかった社員も今は11名です。日々、慌ただしくも、みんな前向きに業務に邁進しています。

私が53歳で入社した頃にY課長から「ゴルゴ君、君は営業部の中でも一番若い社員だよ」と半ば冗談っぽく言われた言葉を今でも鮮明に覚えています。まさかと思いつつも本当のことでした。

入社して8年目を迎えますが、20代の若い社員が増え、会社全体が若返っていることを日々嬉しく思います。またあわせて我々ベテランが第一線で活躍できるのも、会社の方針の何物でもありません。私を含め皆がこの会社とともに成長し歩んでいけることに感謝したいと思います。

今後ニチコミが世間に広く知れ渡り、社会的に認知されるまで、私もベストを尽くし、自分に与えられたミッションを遂行していきます。

【ニチコミコラム】老人クラブの広報紙でパワーを届ける!

2018 年 1 月 22 日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、DENです。

私がニチコミに入社し、営業部に所属して早いもので6年が過ぎました。
当初は「営業経験がない私が本当にできるのだろうか」と、少し不安でしたが、幸いなことに、良き上司、先輩方と出会い、おかげ様で現在に至ります。

私は59歳で入社しましたが、その時ニチコミでは、60代から70代の方が、
第一線でバリバリと活躍されていることを知り、とても驚きました。ニチコミの経営理念である「誰もがいつまでも活躍できる社会の実現」をまさに体現されておりました。

ニチコミは老人クラブの広報紙を通して、高齢者の皆さんがいつまでも社会との接点を持てるようにという願いがこめられ発行しておりますが、私の亡くなった母も老人クラブに入って、清掃活動やレクリエーション等に元気な時はよく参加していました。その時に老人クラブの広報紙が配られていたらどんなに喜んでいただろう。また私自身、生きがいを持った高齢者にパワーを与え、もっと支えていきたいという思いが日々強くなっています。

そのためにも、1日も早く全国に発行地区を増やすのが、私たちの社会的責務であると思います。
その思いを忘れずに、今後も日々の営業に取り組んでまいります。

【ニチコミコラム】大切な人がいつまでも元気でいるために

2018 年 1 月 15 日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、Takeです。

寒さも一層厳しくなりましたね。

皆さん体調管理には十分気をつけてください。

 

私の両親は70歳を超えています。

父親は数年前に脳梗塞を患い、現在も半身が動かない状態で、

うまく喋ることができません。今は週に2回のデイサービスに通うのが楽しみな

父ですが、やはり息子としては元気に仕事をしていた頃の父親、喋ることが

好きだった父親の姿を今でも鮮明に覚えておりますので寂しい気持ちです。

退職してからあまり外に出ることがなくなり、引きこもりがちになっていた

ことが病気につながってしまったと思います。

もっと外に出る機会を作ってあげれば今も元気だったのかな。

父にはもっと聞きたいことがあったので、深く後悔しています。

 

ニチコミでは20代から60代まで幅広い年齢の方が活躍しています。

また、老人クラブでも高齢になっても生きがいを持って元気に活躍

されている方がたくさんいます。そういう姿を見て、

私のように大切な家族と離れて暮らしている方が、安心できる社会へ

これからもっと変えていかなければいけないと強く思います。

今後もニチコミでは、誰もがいつまでも活躍できる社会の実現を目指して、

一歩一歩進んでまいります。