【静岡県 地域紹介】歴史を感じ、匠の技に見入る

2016 年 2 月 28 日 日曜日 投稿者:ryuji

 

みなさん、こんにちは。
早いもので2月ももう終わり、もうすぐ3月です。
ここ静岡では、ぽかぽかと暖かく感じる日もあり、
もう春なんだなぁと実感をしています。

さて今回も先週に引き続き地域紹介。3月の年中行事といえば
ひな祭りですが、この時季、藤枝市岡部町にある大旅籠柏屋では
等身大のひな人形と市指定有形文化財の「御殿飾」が展示され
多くの人たちが見物に訪れます。

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等身大ひな人形が展示されている大旅籠柏屋(かしばや) 約170年前の天保7年に建てられたもので、現在は改修され当時の様子を伝える資料館となっています。

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宿での食事のようすを人形で紹介 会話が音声で流れ、当時のようすをうかがい知ることができます。

ひな人形の大きさは高さ80センチほど。内裏びな2体や五人ばやし、
三人官女など全部で15体が展示されています。

これらの人形は地元岡部町出身の人形師(藪崎好光氏)が自らの
技術向上のために制作を始めたもので、2005年に岡部町に寄贈され
毎年展示をされているものです。

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三人官女

 

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五人ばやし

 

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お内裏さま

 

御殿飾は岡部宿の山内家に伝わった江戸時代のひな飾りです。
京都御所を模した建物に40体以上の人形が並び華やかな宮中を再現しています。

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細かいところまで精巧にできています

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豊かな表情

等身大のひな人形がこれだけ揃って展示されるのは非常に珍しいと思います。
また人形だけでなく建物自体も歴史を感じる趣があるもので非常に興味深い
ものです。展示されている当時の生活用品とあわせてぜひご覧になって下さい。

 

※4月10日(日)まで展示されています。

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