【神戸市中央区老連】ろうそくづくりとモニュメントの清掃
2011 年 12 月 21 日 水曜日 投稿者:wakkieこんにちは。ワッキーです。
今日は神戸市中央区老連のご紹介をします(^_^)
中央区老連では、毎年1月17日に東遊園地という公園で行われる「阪神・淡路大震災1.17のつどい」に使われる「ろうそく」をつくっています。
このろうそくは神戸・市民交流会の方々がつくっているもので、会員のみなさんはそのお手伝いをしています。
1.17のつどいについては、こちら→(神戸市のページ)
そのほかにも、毎月17日(夏期を除く)に「慰霊と復興のモニュメント」の清掃を行っています。
このモニュメントもまた東遊園地にあります。震災後、神戸市民のみなさんによる募金でつくられたもので、内部には震災で亡くなられた方々のお名前が刻まれたプレートが掲示されています。
建物の中とはいえ、1ヶ月掃除していないと、ほこりがたくさん溜まります。会員のみなさんは溜まったほこりを払いのけ、ほうきで床を掃きます。
モニュメントを掃除するみなさんにお話をお伺いしました。
「お名前のプレートを掃除して、知っている名前を見ると、心の中でごあいさつしています。あれからもう17年になりますが、当時のことを思い出してみると、とにかく皆が皆必死だったという記憶があります。私たちの老人クラブは震災後すぐに集まって、『みんなでがんばろう』と力を合わせ、その力に支えられました。今年は東日本で震災がありました。地域で力を合わせ、また、日本中が力を合わせて、一日も早く復興されることをお祈りしています」
阪神・淡路大震災から、来年で17年が経とうとしています。
震災を経験したみなさんにとって、亡くなられた方々のご冥福を祈る気持ちに変わりはありません。
今、私は神戸で仕事をしています。
この街で仕事ができる。それができるのは、復興に向かって地域のみなさんが力を合わせたこと、地域のみなさんに『絆』があったことのおかげだと、今回の取材で改めて気付かされたワッキーでした。