【兵庫県 稲美町老連】楽しみの中の大切なこと
2013 年 1 月 23 日 水曜日 投稿者:wakkieこんにちは。
ワッキーです(^v^)
本日は稲美町老連で行われた、人権教育研修会のようすをご紹介します。
当日は、講演と会員参加型の何かがあるということをお聞きしていたワッキー。
会場である総合福祉会館に入ってみると、まずは女性の方が講演を行っていました。
先生は池脇政子さんといって、以前は兵庫県在宅保健師の会で会長を務めておられた方です。
演題は『いきいき笑顔の人生』ということで、笑顔と健康に関する話なのですが、その内容がまたユニーク。笑顔とは何かを話すとき、実際に会場のみなさんの笑いを誘って、「それが笑顔です」と言います。
「私の父は96歳、母は99歳まで生きました・・・。本当に、ピンピンコロリそのもので、虫歯の一本さえなかったのです・・・」
ほぉ~と感心する会場のみなさん。
とても長生きです。虫歯がないとはスゴイ・・・。
「それは全部入れ歯だったからですよ!」
これには会場のみなさんもどっと大笑い。建物が揺れるぐらいの爆笑です。
「その笑顔で日常を過ごしてください。それが大切なんです」
巧みな話術で、楽しく笑うことの素晴らしさを伝えた池脇先生。先生はなんと、御年86歳なんだとか。
み・・・見えない(゜ロ゜;)
さて、その先生が主宰するのが、『ふれあい劇団』。
講演が終わって、そのふれあい劇団がどうやら今日は一幕やるらしいのです。
何が始まるのかな?
そう思って待っていたら・・・誰か寝ています。
よく見たら会員さんです(笑)
あとから聞いた話ですが、出演者はほとんどが会員のみなさんで、この日のために今まで練習してきたのだとか。
演劇は続きます。
内容は、認知症のお婆さんがいる家庭のお話。
認知症への理解を深めようということで、それを演劇で表現しているのですが、すごくほのぼのしています。
ちなみに、はじめからずっと眠っているのはお婆さんのご主人。
それがわからないお婆さんに、お嫁さんが「この人はあなたのご主人ですよ!」と説明すると、「いや違う!私のダンナはもっとカッコよくてハンサムなんだ!」と反論。またもや会場は爆笑です。
面白おかしいのですが、それは、お婆さんが認知症であることを受け入れながら劇を観ているからだと気づかされます。
ただ話すだけではなく、楽しみの中に大切なことを語る池脇先生の考えに、とても勉強させられました。
はたして、私は50年後に何をしているのでしょう?
できれば先生のように、いくつになっても若々しく活動的でありたいものですね!
出演に興味がないではない(?)ワッキーでした(^_^)/