【兵庫県 丹波市老連】フレイルってご存じですか?
2017 年 7 月 3 日 月曜日 投稿者:ayaみなさんこんにちは、アヤです☀
今日は、兵庫県のみずほ教育福祉財団助成事業として、6月29日(木)に氷上福祉センターで行われた健康長寿セミナーについてご紹介します。
当日の第1回目は基礎講座と専門講座が行われ、はじめに丹波市高齢者あんしんセンター管理栄養士・健康運動実施指導者の足立路代氏による基礎講座「介護予防と老人クラブ」と題した講座が行われました。
講座は、隣の人同士自己紹介をすることから始まり、「どんな状態でこの世を全うしたいか」「2025年(8年後)の自分はどうなっているか」などをまわりの人と話し合うなど、とても和やかに進みました。
さて、皆様はフレイルってご存じでしょうか?(ちなみに私は初耳でした・・・)
フレイルとは、「高齢期の虚弱」のこと。高齢者が介護が必要な状態になる大きな原因としては、病気やケガなどのほかに、筋力や活動の低下といった虚弱が原因にあげられます。
✔ 1年間で4〜5kg体重が減った
✔ 疲れやすくなった
✔ 筋力(握力)が低下した
✔ 歩くのが遅くなった
✔ 身体の活動量が減った
これらの項目に当てはまる方、知らず知らずのうちに身体が弱っていっているかもしれません。
フレイルは、毎日積極的に身体を動かすことと、しっかり栄養をとることで予防・改善できます。そのために、老人クラブ活動はもちろん、楽しみをつくって毎日活動的に過ごすことが大切だそうです。
7月に入りだんだん暑くなってきましたが、無理のない範囲で外に出て、仲間と楽しく活動をすることが健康長寿の第一歩ですね(^^)
続いて専門講座では、丹波市医師会名誉会長で田中内科医院院長の田中潔氏による「上手な医療の受け方」と題した講座が行われました。
田中氏は日本の医療制度について、またかかりつけ医を持つことの大切さなどを話され、熱心にメモをとる参加者の姿も見られました。
現在、丹波市の65歳以上の人口は2万1千人。働く人や子どもが減っていくなか、高齢者は増え続けています。そんな中、いつまでも住み慣れた地域で暮らしていくためには、地域の人同士支え合っていくことが大切です。
「支えられる側」でなく「支える側」になるためには、まず自分自身が健康であることが第一。今回の講座では、健康に日々を過ごすためのポイントや、介護予防について学ぶことができました。
次回は7月27日(木)に開催の予定です。以上、アヤでした!