【兵庫県 三木市老連】歴史とふれ合う「わが街ウォーク」
2014 年 12 月 2 日 火曜日 投稿者:aya皆さんこんにちは、アヤです(=^▽^=)
今日は、11月26日(水)に三木市別所町で行われました「わが街ウォーク」のようすをご紹介します。
「健康は足元から」とよく言われますが、ウォーキングは誰でも毎日行うことができるとても手軽な運動です。歩くだけだと足の運動にしかならない、と思われがちですが、実際は全身の筋肉を使います。また激しい運動ではないため、心臓への負担も軽くて済むとてもいい健康法なのです。
今回の「わが街ウォーク」では、別所町の歴史を学びながらウォーキングを行いました。
まず一行が訪れたのは、三木城の英雄、別所長治が眠る法界寺。別所長治と照子夫人墓前で、2人の辞世の句が吟じられました。
三木城の城主であった別所長治は秀吉からの兵糧攻めに合い、自らの命と引き換えに籠城兵たちは助けてくれと願い出ます。その結果、長治は3歳の我が子を刺し殺し、照子夫人の自害を見届けた上で切腹しました。
「今はただ うらみもあらじ 諸人の 命にかわる わが身とおもえば」
別所長治の辞世の句です。「兵士たちの命に代わって死ぬのだと思えば、今は恨みもない」という意味だそう。さすがは戦国を生きた男ですね。
「もろともに 消えはつるこそ うれしけれ 遅れ先立つ ならいなる世を」
こちらは照子夫人の辞世の句。「あなたと一緒にあの世に逝けることが何より嬉しい。普通なら夫婦のどちらかが死に別れなければならない世の中なのに」という意味。なんだか泣けてきます(;_:)
続いて法界寺山ノ上付城跡へ。これがなかなかの山道!
皆さんもくもくと進んでいきます。ここでは三木市教育委員会の方から土塁(敵などの侵入を防ぐために築かれた土の堤防状の壁)などについての説明を受けました。
普段運動不足な私にとってはかなりの運動量となりましたが、老人クラブの皆さんはお元気! まったく疲れを感じさせません。
そして午後2時にはゴール地点であるライスセンターへ到着。ここから皆さんお楽しみの抽選会がスタート! 野菜やお米、洗剤などの景品が当たります。
参加者受付のときにもらった番号札を持って、どきどきしながら抽選のようすを見守ります。私も135番の番号札をいただきました。
そして抽選会もいよいよ大詰め。最後に残った景品と、司会の方の「これが当たった人は来年良いことがあります!」という言葉に皆さん大盛り上がり。そんななか出た番号は・・・135番!
なんと最後の最後で私に景品が当たってしまいました!ありがとうございます!
ただ歩くだけでなく、こうやって自分の街の歴史とふれあう事でまた新たな発見や感動があるかもしれませんね。私も自分の街の歴史を改めて学んでみようかな、と思った一日となりました。