【大阪府 吹田市高齢クラブ連合会】教養講座はじまる!
2014 年 9 月 11 日 木曜日 投稿者:kit今回の吹高連の事業では、文化教養部会による初めての教養講座が、9月6日(土)吹田市立高齢者生きがい活動センターにて行われ、会場の生きがい教室は満席という盛況ぶりでした。
気になる初回の講演は『すいたのはじまり』───史料に見る地名の由来など─── と題して吹田郷土研究会の名誉会長である佐々木 進氏をお迎えして行われました。
自分の住んでいる「吹田」はどのような歴史を経ているのか? 由来は? など気になるところでもあり、意外なところもあるのでは? と参加された皆さんは興味津々といったところ。
皆さん熱心に聴講されていました。
「吹田」は「次田」という名前で『行基年譜』(天平十三年記)にあり、ウーン、741年!?(奈良時代)今から1200年以上前の書物に表記が出ているようです。
古語で「次ぎ」を「スキ」というそうで、田は田んぼの田ですよね。二番手の田という意味もあるとか。他にもいろんな説があるそうです。
貞観七(865年・平安時代)に、「吹田」の表記が出てきて、秀吉が行った太閤検地により、文禄三(1594)ぐらいでほぼ「吹田」の表記が定着したとなっています。
講座のあとの質問コーナーもあり、第一回目ということで、どうかな? と心配しましたが、質問も多くでました。
時間も短く感じるほど先生のお話に聞き入ったよい教養講座となりました。
次回はどんな講座だろ? 楽しみです!