【ニチコミ福岡支店】70年目の今だから伝えたい思い

2015 年 8 月 10 日 月曜日 投稿者:mayu

8月6日午前8時15分

8月9日午前11時2分

 

世界中で最も平和を願われていたであろうこの時間。

皆さんはどのように過ごされましたか?

 

70年前のこの日、広島、長崎に原子爆弾が投下されました。

この1年間で亡くなられた方まで含めると、
広島では29万7684名、長崎では16万8767名の尊い命が奪われ、
現在でも後遺症で苦しむ方々がいらっしゃいます。

 

被爆者の平均年齢も今年、80歳台へ突入しました。
悲惨な戦争体験を記憶継承することも年々厳しくなりつつあり、体験と教訓を次世代へどうつないでいくのかが問われています。

 

そんな中、福岡県にあるNPO法人「筑紫原爆被害者の会」では、
実際に被爆体験者やその二世の方々が語り部として戦争を知らない子どもたちなどへ伝え、平和を訴える活動を続けていらっしゃいます。

ニチコミではその筑紫原爆被害者の会の機関紙「ふれあい通信」を毎回制作していますが、
今回は70年目の節目を迎えることから、70周年祈念特別号として、発行しました。

ふれあい通信 70周年祈念特別号

ふれあい通信
70周年祈念特別号

特別号ということで、平和についての座談会や、
各界の著名人からいただいた平和への思いをしたためた色紙の数々、
これまで語り部活動として訪問した小学校の児童から届いた手紙など、
通常より内容が濃く詰まった機関紙となりました。

 

私も戦争を知らない世代です。

しかし、このふれあい通信の制作に携わることで、
改めて戦争のおぞましさや平和の尊さをひしひしと感じることができました。

 

70年目という節目の年を迎えた今年だからこそ、
今一度平和について考え、戦争のない世界へと歩んでいきたいですね。

 

以上、マユでした☺

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