【調布市老連のリカさん】当たり前が当たり前ではなかった時代
2010 年 8 月 17 日 火曜日 投稿者:t-adminこんにちは。
東京支社のアッキーナです。
某国営放送の朝のドラマ「ゲ●ゲの女房」でなにかと話題の調布市深大寺へ行って来ました。
鬼太郎に会いに!
…というわけではなく、今年で100歳を迎える元気なリカさんに!
「最近ボケちゃって…」
会うなり、一言。
つえもつかずに歩いています。
その言葉を受けたお嫁さんから「おばあさんがボケていたら、私はどうなるの!?」なんてツッコミをいれられていました(笑)。
リカさんのお宅は50年前に建てられた木造の素敵なおうち。レトロな昭和の香りがプンプンします。
しかし、とてもキレイ!
政治家が使いそうな隠れ家の料理屋さんみたい…。
リカさんはお掃除とお裁縫が趣味。昨年、白内障の手術をしたら、針に糸を通せるようになったとか。
……なんだって!!?
衝撃を受けたアッキーナ。かすみ目でぼやいている場合じゃないよ、私っ!!(涙)
昼は畑に出て、夜に洗濯。たらいと洗濯板でゴシゴシ。6人のお子さんがいて幼いころは「鼻ったれが多くて、あまりキレイにならなかった」と懐かしみます。
家につるべ井戸が出来るまでは、バケツを持って水神苑というところまで水を汲みに行ったそうです。
た、大変だあ。
おふろは毎日水を替えられないから「浮いている垢をすくって入った」。
た、た、大変だあ。
リカさんが子どものころは、蚕を飼っていてまゆを売り、生計を立てていたそうです。
リカさんのお父さんは「あすには無くなっちゃうから、よく見ろ〜!」と1円札(!)を持って帰って来たそうです。
「まゆを売らないと、お金が見られなかった」と笑いました。
とにかくケラケラよく笑うリカさん。
全自動洗濯機で洗濯。
「干すのが面倒くさいなあ」なんて思ったり。
蛇口をひねれば水。
おふろを沸かすのが面倒ならシャワー。
1カ月働けば、お給料が振り込まれます。
いまはこれが当たり前。
リカさんが歩いてきた時代にはなかったこと…。
当たり前というのは、ありがたいことなのかもしれません。
「いつも前向きでくよくよしているのを見たことがない」とはお嫁さんの談。
すぐにイジけてしまうアッキーナ。はい、もっと頑張ります!
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