【神奈川県相模原市/ゆめクラブ相模原】故郷を失う悲しみは

2011 年 9 月 9 日 金曜日 投稿者:t-admin

故郷を失う悲しみを、私たちは乗り越えることが出来るでしょうか。

みなさん、こんにちは。
編集3号・なおたんです。

本日の話題は、ゆめクラブ相模原(相模原市老連)の会報紙「ふれあい」のお話。

神奈川県相模原市は人口約71万人。
昨年、政令指定都市となりました。

相模原駅を降りると、建物が大きく都会的です。
市役所までの道のりは、街路樹がたくさんあって緑も豊か。

そうそう、岡本太郎作の巨大オブジェもあって、初めて見たときはびっくりしました。

本日はゆめクラブ相模原のお話

先日、9月号の発行が近づいて来たので編集会議に伺いました。
 2ページ近く原稿が足りなかったので、どうしたものかと。

そこで編集委員の男性が口を開きました。

「このあいだ、実家がある南相馬市に行った時のレポートがありますよ」

東日本大震災の影響で爆発した福島第1原発。周辺の市町村で暮らしていた人々は長い避難生活を余儀なくされています。

数日後、会報紙用に書き直された原稿と写真が私の手元に届きました。

9月号に掲載です

「故郷に永遠の別れを告げてきた」…。

悲しい報告がそのレポートにはありました。

亀裂が走った道路、がれきに変わった家屋、放たれた家畜。

筆舌には尽くしがたい写真とともに、淡々と悲劇が綴られています。

もしも、わが身に起こったら、と想像することさえ申し訳ない気持ちになる現実です。

その現実を目の当たりにしている人々がいま現在もいて、そしてそれはこれからも続いていくのです。

今月発行のこの会報紙を目に留める方々が、今後のエネルギー問題を考える一助になればいいなあと思います。

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