【川崎市宮前区】低栄養なんかに負けないっ!~男の料理教室~
2010 年 2 月 8 日 月曜日 投稿者:t-adminこんにちは。
編集3号です。
この間年が明けたと思ったのに、もう2月。あっという間ですね。節分も終わり、スーパーではもうひなまつりコーナーが出来ていました。時間が流れるスピードに、最近びっくりします。
さて。本日の話題は2月3日に宮前市民会館で行われた宮前区老連主催の「男の料理教室」。毎年2回ずつ行っており、回を重ねるごとに参加者は増え、今回は32人集まりました。
各地で料理教室のボランティアをしているヘルスメイト宮前から講師を招き、32人の男性が料理を教わりました。
献立は
サンマとシメジの生姜煮
ひじきの柔らか煮
けんちん汁
「低栄養予防」と銘打って用意されたメニューです。
食事制限をして生活習慣病予防とはよく聞きますが、70歳以上になると逆に食事で充分に栄養を摂ることが介護予防にもなります。講師の方は「大人だからと偏った食事をしていてはだめですよ」と何度も呼びかけていました。
老いたからこそ、栄養を摂らなくてはならないのです。
講師の方が最初に一人前を作って見せてから、4班に分かれて実習です。
まずはサンマをさばきました。
手慣れている方もいれば、内臓をうまく取り出せなくて、悪戦苦闘している方もいらっしゃいます。
聞いてみると
「いやあ、普段は皿洗い程度だね」
「妻が仕事の時は手伝っていたよ」
「妻に先立たれてね」
「ひとり暮らしなんだよ」
みなさんさまざまな事情があります。
初めて参加したという方は「なんでもできないとね」と思って参加したそうです。
夫に先立たれた妻より妻に先立たれた男性の寿命が短いとは良く聞く話。
妻任せにしないで、なんでも出来るように訓練しておかないと…。
「ちょっとくらい厚くても食べ応えがあっていいんじゃない?」という声が聞こえてきました。
けんちん汁のにんじんを厚く切ってしまったようです。
「大根の皮は剥いてくださいね」という講師の方の注意が…。
これまたけんちん汁の大根の皮を剥かずに切ってしまったようです。
いいんです、いいんです。最後はおいしくできればいいんです。
塩分控えめのけんちん汁に、自分の分だけこっそりしょうゆを足した方がいらっしゃったのは内緒の話…。
参加者の方に「美味しくできましたか?」と訊ねると「最高!最高!」と笑顔で返ってきました。
栄養満点のおいしい料理を楽しく覚えて、長生きしてくださいね!
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