【港区老連のエミコさん】戦時下の恋
2011 年 1 月 13 日 木曜日 投稿者:t-adminみなさん、こんにちは。
編集3号・なおたんです。
先日、全国各地で成人式が行われたことを受けたこんなニュースを見ました。
新成人の「交際相手いない率」が過去最高の割合。
なおたんが20歳のころといえば…MAXで太っていた時期なので…(泣)。
まあ、そんな暗い話はさておき。
港区老連・新橋友の会のエミコ会長が教えてくれた青春時代の話をふと思い出しました。
生まれも育ちも港区新橋のエミコ会長。
アイラインを引き、ピンクのチークを付けていつもバッチリメイクをしているかわいらしい女性です。
年齢は80歳を少し超えたぐらい。
青春時代はそう。太平洋戦争中ということになります。
現在東京タワーがそびえる芝公園は当時からあり、空襲から避難するための防空壕がそこかしこにあったそうです。
「夫になる人とね。よくデートに使っていたのよ。ある日、ふたりで防空壕に入ろうとしたら、先客がいてね、逃げてきちゃった!」と、ケラケラと笑うエミコ会長。
なんと!!!まあ!!!
戦時中といえば、愛も恋も許されない暗いものだと思い込んでいたなおたんにとっては、目からうろこの証言でした。
人を思う気持ちに時代背景は関係しないんですね。
暗い悲しい時代と言われても、その時代を生きていた人々は諦めずに希望を求めていたという素敵なお話です。
うーん、若人よ、頑張ろうぜ!!!
エミコさんのご主人はすでに鬼籍に入られていますが、そんな時代を乗り越えたふたりだから、きっと強い絆で結ばれていたんだろうなあと思います。
エミコさん「専門学生だったとき、大学生と文通していたんだけど、その時手紙を仲介してくれていたのが主人なの」
おおおお!!! なんだかドラマティック!!!!
お別れ間際に聞いてみました。
なおたん「エミコさん~、思い出はセピア色って言いますが、エミコさんは何色ですか?」
エミコ会長「思い出? もちろんピンク色よ!!」
ほっぺのピンクのチークが輝いたように見えました。
頑張ろうぜ、自分!!!
家に帰ったら、亭主(仮)においしいごはんを作ってあげようと思います。はい。