【小金井市/小金井市悠友クラブ連合会】個人よりは集団で!太極拳教室

2011 年 2 月 18 日 金曜日 投稿者:t-admin

関東でも珍しく雪が積もったりと、寒い日が続いております。
こう寒いと外出するのも大変ですが、寒さに負けない健康な体づくりをいたしましょう。
と、いうことで「小金井市悠友クラブ連合会(小悠連)」の太極拳教室にお邪魔してまいりました。

その前に、ちょっと「小金井市悠友クラブ連合会(小悠連)」のご紹介を。
小悠連は東京都小金井市にある老人クラブです。
小金井市には「小金井公園」という桜の名所がありまして、
武蔵小金井駅の発車メロディーも♫チントンシャンと「さくらさくら」が流れます。風流ですねぇ。
このたびご縁あって、ニチコミで会報紙制作のお手伝いをさせていただくことになりました。
よろしくお願いいたします。

何を隠そう、私(編集5号・ドラちゃん)は、桜の時期になると、毎週末カメラを担いで下手な写真を撮りに小金井公園に通わせてもらっているほどで、小金井担当の辞令をもらったときは、胸中ガッツポーズをいたしました。

さてさて太極拳教室でございます。
会場となった小金井市福祉会館の集会室は、集まった25人の会員の皆様で満員御礼。

25人のうち半数以上が、今回が初めての参加。
というもの、小悠連では、こういった催しのときは各スポーツリーダーに
「初参加の会員さんを3人以上連れてきてください」と指示があるのだそう。
なるほど、こうすれば、なるべく大勢の会員さんに体験していただけますね!

太極拳というのは、気功を使った健康法。
ゆっくりとした動作と呼吸法で体内に「気」をめぐらすことによって、血流を良くしたり自律神経のバランスを機能させ、本来人間が持っている自然治癒力を高めるのだそうです。
全身の力を抜いて行うので、高齢者でも無理なくできます。

腰を落としながら息を吐きます

先生に教わりながら最初は簡単な動作で気功の基本を習います。
肩・腰・足の力を抜いて背筋を伸ばし、腰を少し落とした姿勢が「三円式」という基本の立ち方。

見ると簡単そうですが、初めて習う姿勢なので、コツをつかむのが大変そうです。

少し慣れてきたところで、後半は「腎(腎臓系)」を養う方法を習いました。
冬になると「腎」の機能が低下しがちで、そのために冷え症にもなるそうです。
東洋医学でよく言われる「経絡」に沿って「気」を巡らせることで、血液の流れも良くなるそう。

難しいことはよくわかりませんが、先生の言う通りに体を動かすと、手首や足首の力を抜いたとたんに「ド〜ッ!」と一気に血が流れるような感じがします。

ゆっくりした動作なのに、体の中がエネルギーの流れで満ちて、皆さんの顔に赤味がさしてきます。

さらにすごいのは、最初はぎこちなくてバラバラだった皆さんの動きが、
後半になるにつれピッタリと合うようになり、
部屋中のエネルギーが一つになって流れているように見えてきたこと。
たとえて言うなら、柔らかく伸ばした腕・腕・腕が、まるで大きな海流に揺れる海藻のようで、
見ていて何とも言えない不思議な感覚でした。

「気」を巡らせて体の調子を整える太極拳。個人の健康のためだけでなく、
集団で行うことで、より大きなエネルギーを得られるのでは!?!?

まだまだ寒さは続きそうですが、ひとりで家の中に閉じこもっているあなた、
仲間と一緒に楽しく体を動かしてみませんか?

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