会報紙に残る善意

2011 年 4 月 11 日 月曜日 投稿者:t-admin

みなさん、こんにちは。
編集3号・なおたんです。

川崎中央地区老連の編集後記

東北地方太平洋沖地震から1カ月経ちました。
東京支社担当のさまざま地域の老連では、表紙にお見舞い文を載せ、震災の被害を心配する編集後記を掲載する会報紙が発行されています。

立老連は急遽お見舞い文を

立川市老人クラブ連合会では、ほとんど出来上がっていたのですが、急遽表紙にお見舞い文を載せました。

「善意を伝えたいじゃありませんか」

現在制作中の横浜市老人クラブ連合会でも、編集会議でどのようにお見舞い文を載せるか議論に。編集委員の中から「善意を伝えたいじゃないですか」という声が上がりました。

話は変わりますが、2004年10月、新潟県は中越地震で甚大な被害を被りました。私が当時住んでいた地域は震度5を記録しています。この自然災害を経験した多くの新潟県民はこの日を忘れられません。

それ以前も以後も、さまざまな地域で大きな被害をもたらした地震はあとを絶ちません。経験した人はそれぞれに忘れられない記憶になっていることでしょう。きっと、今回の震災も。

1年以上前、船橋市老人クラブ連合会の会報紙のバックナンバーを見ていた時のことです。2004年発行の会報紙の編集後記に、新潟県に対するお見舞い文が載っていました。

特に被害に遭ったわけではない私がそう思うのは違うのかもしれませんが、その気持ちをうれしく思いました。千葉の方が一瞬でも新潟のことを考えてくれていた証がそこにありました。

老人クラブの会報紙は会員さんを対象にしたものです。被災した方が直接目にする可能性は低いと思います。でも、会員さんの中には、東北出身の方もいることでしょう。東北に大切な友人がいるという方もいることでしょう。

表現しなかったから、その気持ちがなかったことになるわけではありませんが、文章が形に残るというのは不思議なもので、時間が経ってから目にしても善意の気持ちは色あせないようです。

老人クラブには善意の気持ちがあふれています。
いつかその気持ちが届くことを願いながら、日々の業務にあたりたいと思います。

さて。そんなわけで。
真面目なことを書くと熱が出るので、いきいきギャラリーも通常営業に戻りたいと思います。

被災しなかった私たちは元気に生活して、経済を回していくことが支援になるそうです。計画停電にも放射性物質にも負けずに、日常を粛々と過ごしていこうじゃありませんか!

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