【東京都/調布市老連】芸術的健康法?
2011 年 9 月 22 日 木曜日 投稿者:DORAみなさまごきげんよう。
実りの秋を迎え、青果売り場が宝の山に見える編集5号・ドラちゃんです。
秋といえば「芸術の秋」!
というわけで調布市老連主催の会員作品展にお邪魔して参りました。
会場に展示された300点の作品は 絵画・写真・書・俳句・短歌・染色・刺繍・絵手紙・縮緬細工・ルアー…と多彩。
どの作品も、みんな創作の楽しさが伝わってきます。
会場を見てまわるうち、1枚の絵の前で、ふと足を止めました。
それは雄大な山の景色を描いた風景画。
この絵を描いた方は、実際に現地に行ってこの景色を見、スケッチをしてきたんですよね?
好きな風景画を描くために、健康管理をし、体を鍛えて山に登ったのです。
「芸術的健康法!?」
健康増進といえば軽スポーツばかりが頭に浮かびますが絵を描くことも健康増進につながっているのです!
そう思って見回せば、ここにもそこにも山や海の絵! それに写真!
海外の絵や写真もあります。
みなさん、活動的ですね!
もちろん、身近な花や動物、それに家族を描いた(写した)作品もたくさんあります。
遠くに出掛けずとも、身近なものに対する温かい(ときに厳しい)観察眼をお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。
作品を見終わった後、作品展の主管の方に興味深いお話を聞きました。
以前作品展の主管を務めていらした方は、大変絵を描くのがお好きでしたが、
ある年「今年は作品展に出品できない」とおっしゃいました。
驚いて理由をきくと 「おれ、画伯になったんだよ」
プロになったので、一般の方々と同じ場所に絵を出品するのがはばかられるのだとか。どんなことにも遅すぎるということはない。あらためてそう感じたお話でした。
若かりし頃、家族の生活のために筆を折り、会社勤めをなさったあなた。
子育てのため、家族の健康のために夢をあきらめたあなた。
社会のために、寝る間も惜しんで働いてきたあなた。
立派にお仕事を勤め上げ、第二の人生を歩き始めた今こそ
夢に向かってチャレンジする時かもしれません!
仲間と一緒に楽しく制作に精を出し、作品を発表する場があるのは
きっとはげみになるでしょう。
老人クラブからプロデビュー。あなたもチャレンジしてみませんか!?