【八王子市/八老連】台湾の老人クラブと交流会
2012 年 3 月 16 日 金曜日 投稿者:t-adminみなさん、こんにちは。
編集3号・なおたんです。
先日、八王子市老人クラブ連合会の事務局にうかがったところ、ハシモト会長から「今度、八老連で台湾に行くんだけど、現地の老人クラブと交流して来るんだよ」とお話を聞かせてもらいました。
台湾で
現地の老人クラブと
交流会…
なおたんの面白そーだレーダーが発動!
「帰国したらお話を聞かせてくださいね!!!」
そんなわけで、お話をうかがってきました。
交流して来たのは八王子市が海外友好交流都市を結んでいる「高雄市」の長青老人クラブ。
高雄市は台湾第二の都市で、人口は約277万人。65歳以上の割合は10.56%で高齢化社会ではありますが、台湾国内では低い方なんだそうです。
会長が現地で聞いて来た話によると、長青老人クラブはモデルケースとなっており、台湾国内はもとより東南アジアの各国からも視察がやって来るのだそうです。
ちなみに「長青」には、いつまでも若々しくという意味があるそうで、老人クラブの名称でもよく見かける「万年青(おもと)」という名前を思い出しました。
会長「何歳くらいだと思う?」
交流会で踊りを披露してもらったそうで、その写真を指差して3号に聞く会長。
3号「若いですね」
会長「平均年齢65歳だっていうんだよ」
どう見ても50歳前後に見えるのですが…!
(お見せ出来ないのが残念ですっ! あとで台湾大好きのドラちゃんに聞いたら、食べ物と湿度の高さが肌にいいのではないかという話でした)
ここでちょっと、台湾の歴史的な背景を。
1895年から1945年の第二次世界大戦が終わるまで、台湾を日本が統治していました。
なので、台湾の70歳以上の高齢者は日本語の教育を受けていることから、日本語を話せる人が多いのだそうです。
会長は交流会で「何年生まれですか?」と聞かれて「1935年です」と答えたら「昭和10年ね!私は昭和6年よ!」と返ってきて驚いたそうです。
会長「海外だから西暦で答えたのにねえ」
1時間という短い交流会でしたが、日本語での昔話は尽きなかったそうです。
東日本大震災で台湾の人々は日本に、それはそれは多額の義援金を送ってくれました。
ハシモト会長の貴重なお話を聞きながら、台湾の人々の優しさ、親愛の情に日本人として衿を正さないといけないなと思いました。
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