【兵庫県/たつの市老連】露風が繋ぐ縁…
2013 年 10 月 1 日 火曜日 投稿者:t-adminこんにちは。編集7号のマッツです(^▽^)☆ 季節はいよいよ秋本番!
秋といえば… ♪夕焼け小焼けの赤とんぼ〜 負われて見たのは〜♪
と口ずさみたくなりますね♪
赤とんぼと言えば三木露風。三木露風は兵庫県のたつの市に生まれ、上京後は北原白秋等と並ぶ詩人として活躍。40歳を前に三鷹市に自宅を構えました。三鷹市内には、三木露風の旧邸、墓所等の縁があり、三鷹市とたつの市は姉妹都市として交流を続けているそうです。
先日、そんな露風のお導き?で三鷹市老人クラブ連合会とたつの市老人クラブ連合会との交流会が三鷹市役所内にて開催され、マッツも東京支社から取材にお伺いしました。
最初はなんとなく緊張感の漂う会議室でしたが、露風の話を皮切りに、各々の地に馳せる想い出話に弾みがつき、ムードは徐々に和やかに…。 さらに、たつの市老連からのお土産、天然皮革細工のフクロウを、たつの市老連会長自ら制作実演! 可愛いフクロウがあっという間にできあがり、「あら、可愛いわ〜」と笑顔がこぼれました。
打ち解け始めたところで、質疑応答にも熱が入ります。やはりどの老連も気になるのが、会員増強についてです。それぞれの老連が、どのように会員増強運動をしているのか、どのように魅力的な会を維持、継続しているのか等、真剣に話し合いました。「どの地区でも、やはり同じ悩みを抱えているのね」「それぞれが工夫をしていて、大変参考になった」と、有益な情報交換が行われました。
時代の変化とともに、個人の価値観や意識の違いも生まれ、今まで通りにはいかなくなっているのが現状であると思います。ですが、老人クラブの存在意義や価値とともに、日本人の知恵や良い風習、歴史にも、沢山の希望が感じられます。
最後は皆さんで三木露風の「赤とんぼ」を合唱。 遠く離れていても、人と人とが目に見えないもので結ばれ、繋がっている。 そんな光景に出会えたような、なんだかふと懐かしくなるような、眩しい一日でした。
こうした交流会もまた、世代・国籍・土地などを超えて盛んに行われるといいですね!
メールや電話もいいですが、やっぱり人と人が顔を見て温度を感じながら対話する喜びは格別だなあと改めて感じたマッツでした(^▽^)☆