【ニチコミ福岡支店】もういくつ寝ると〜
2013 年 12 月 21 日 土曜日 投稿者:moriめっきり寒くなりましたね〜((´д`))
こんにちは☆moriです。
みなさん、風邪などひかれていないでしょうか?
2013年も残りわずか、もういくつ寝るとお正月〜♪という時期です。
さて、今回はお正月についていくつかご紹介したいと思います。
正月とはもともと1月を指す言葉ですが、
一般的には「三が日」(1月1日〜1月3日)や
「松の内」(1月1日〜1月7日※地方によって異なる)、
「小正月」(1月15日※地方によっては20日)で
一連の正月行事が終わります。
◎お正月とは?
昔から、元旦には「年神様(としがみさま)」という新年の神様が、
1年分の健康や幸福をもたらすために各家庭に降臨すると
考えられています。
その年神様を迎え入れてたくさんの幸せを授けてもらうために
様々な正月行事や風習が生まれました。
・大掃除
年神様をお迎えする前に、神棚や仏壇、家屋を清めます。
1年間にたまったホコリを払い、隅々まできれいにすると、
たくさんのご利益を授けてくださるそうで、これは12月13日に
江戸城で行っていた「すす払い」に由来します。
・門松
年神様が迷わずやって来るための目印。
古くから松は神の宿る木とされており、
さらに縁起物の竹や梅が添えられるようになりました。
また門松を飾っておく期間=年神様がいらっしゃる期間となるので
これを「松の内」といい、年始のあいさつや
年賀状のやりとりなどをするのもこの松の内の間とされています。
・注連縄(しめなわ)、注連飾り
「ここは年神様をお迎えする神聖な場所」という意味で
注連縄を張ったり、注連飾りを飾ったりします。
・鏡餅
年神様へのお供え物であり、依り所。
元旦に固い餅を食べる「歯固め」という
儀式に由来します。鏡餅という名前は、
神様が宿るところとして神事に用いられる
円形の鏡から来ており、丸餅は魂をあらわす心臓のかたちも模しています。
・初日の出
年神様は日の出とともにやって来るという説もあり、
見晴らしのいい場所へでかけて
その年最初の日の出を拝むようになりました。
・おせち
年神様に供えるための供物料理。かまどの神様を休めるため
作り置きできるものが中心で家族の繁栄を願う縁起物が多く、
めでたさが重なるよう重箱に詰めます。
・おとそ
新年も健やかに過ごせるよう、邪気を祓い不老長寿を願って飲む薬酒。
「お屠蘇」と書き、悪魔を屠(ほふ)り、
死者を蘇らせるという意味があります。
・お雑煮
年神様に供えた餅を下ろしていただくための料理で、
食べることでご利益を頂戴します。
もともとは、酒宴の前に食べて意を安定させるための前菜料理でしたが
やがて、お餅を入れて雑多なものを煮込む「雑煮」となり、
各地の特色がでるようになりました。
・お年玉
年神様の魂が宿った丸餅を課長が家族に分け与えたのが始まり。
この丸餅を年玉と呼んだことから「お年玉」と呼ばれるようになりました。
みなさん、いくつご存知でしたか?
由来がわかると、煩雑な正月の準備も楽しくできるのではないでしょうか。
年神様に対して「おもてなしをする」という考えが、
とても日本らしいなと思います。
私は特に、年神様を迎えて来年の幸福をいただくために
大掃除をがんばろうと思います!!
みなさんも、体調には十分ご配慮いただき、良いお年をお迎えくださいね☆