【日本コミュニティ】博多の秋の風物詩
2012 年 9 月 14 日 金曜日 投稿者:mori九州では台風が近づいているようで、お天気が不安定です…
こんにちは☆2週連続でmoriですヽ(・´∀`・)ノ
あ
さて、今日は根っからの博多っ子のワタクシが、
博多の三大祭のひとつ「放生会」についてご紹介します(*´ω`)p
放生会は毎年9月半ばの6日間(今年は9月12日〜18日)に、
福岡市東区にある筥崎宮で行われます。
この「放生会」、「ほうじょうえ」と読むのが普通だそうですが、
博多では「ほうじょうや」と呼び、
『万物の生命をいつくしみ、殺生を戒める』神事です。
京都・建仁寺の記録の中に『延喜19年(919年)筥崎放生始』とあり、
なんと千年以上も前から行われています!
【moriが紹介する放生会の名物】
1、新生姜
筥崎宮のある箱崎では昔、生姜を栽培している農家が多く、
露天に並べて売っていたことから、放生会名物となりました。
また、博多の人々が忙しくて箱崎までお参りに行けなかったときに
商家などのおかみさん(博多では「ごりょんさん」と呼ぶ)が
放生会のお土産として、お参りに行けなかった近所の人に配ったようです。
2、放生会おはじき
土製の素焼きで博多人形と同じ制作過程で作られます。
小さなおはじきですが人々に感動を与えようと、
博多人形師の団体「白彫会」により昭和54年より制作されています。
ちなみにこのおはじき、その年ごとのテーマで手作りされているため、
毎年、初日の数時間で完売するほど大人気で入手困難な逸品です。
(実は私も実物は今年初めて見ました…(´エ`;)
3、放生会チャンポン
チャンポンと言っても食ベ物ではなく、ビードロとも呼ばれるガラス製の玩具です。
仕上げの絵付けはすべて巫女さんの手作業で、数多く作成できませんので
限定の数となり、こちらもすぐに売り切れになる人気の品です。
ほかにもたくさんの見所がありますが、3つほどご紹介しました。
みなさんも博多の秋の風物詩に出かけてみてはいかがでしょうか?