【東京都東久留米市/久老連】試験はありません!よろずや大学
2011 年 7 月 28 日 木曜日 投稿者:t-adminお久しぶりでございます。編集5号、ドラちゃんです。
今回ご紹介しますのは「久老連」こと「東久留米市老人クラブ連合会」です。
東京都東久留米市にあって、個性的な活動をしています。
中でも「よろずや大学」は、久老連が独自に企画・運営する生きがい活動。
人数が集まらない・講師への謝礼が大変…等々、単位クラブでは立ち上げが難しい生きがい活動教室を、市老連が運営しています。
毎月2回(8月の夏休みを除く)年間を通して俳句・踊り・民謡・唄おう会・書道など9つの講座を開講しています。
名前は「大学」ですが、試験はありません。久老連の会員なら誰でも入学できます。
毎年3月には、生涯学習センターを貸し切って「総合実践大会」が行われます。
展示とステージの両方を使い、「よろずや大学」で学んだ1年間の成果を発表する、久老連最大の催しとなります。
というわけで、今回は全9講座ある「よろずや大学」のうち「いきいき体操教室」にお邪魔しました。
日曜の朝10時前だというのに、教室には30人以上の受講生が集まっています。
今日は輪踊りが中心なので、これでも人数が少ないとか。普段は50人ぐらい集まるのだそうです。
本日の最高齢は93歳。お若く見えても、年齢をたずねると91歳という方もいらっしゃいました。
熱いです、東久留米!
準備運動で体をならした後は、まず棒体操。
私が小学生の頃は竹の棒を使ったものですが、昨今の老人クラブはハイカラです。
専用の器具(棒)を手に、「麦畑」の音楽にあわせて輪になって踊ります。
簡単なダンスの中に、腕・肩・脚などのストレッチ運動が盛り込まれていて、みんなで楽しく踊るうちに健康増進。
棒体操が終わると、輪踊りの練習。
久老連は、毎年市内で行われる「滝山まつり」に参加していて、盆踊りを踊るのです。
定番の「東京音頭」「大東京音頭」に…初めて聴きました「東久留米音頭」。
「♪東久留米でクルリとしゃんしゃん♪」
けっこうテンポが速くて、ついていくのが大変!
盆踊りの他にも数曲ありましたが、どれも難易度が高い印象でした。
「それぞれ別々のクラブから、自由に集まれるのがいいところ。
普段会わない人でも、ここに来れば仲良く一緒に運動できるのが楽しいでしょ。
来るときは暑くて大変そうな顔をしていても、終わる頃には皆さん笑顔で帰るのよ」
受講者に感想をたずねると、とびきりの笑顔で話してくださいました。
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