【横浜市】寒さを吹き飛ばす熱唱~第16回カラオケ大会
2009 年 12 月 6 日 日曜日 投稿者:t-adminこんにちは。
編集3号です。
とうとう年の瀬、師走です。弊社でもスタッフ全員、「しわっす、しわっす」と走り回っています。
さて今回の話題は、12月4日に行われた横浜市老連主催の「第16回カラオケ大会」。横浜市全18区から選ばれた36組の「のど自慢」が神奈川公会堂で歌声を響かせました。
会場は始まる前から超満員。熱気に包まれながらの開会となりました。
高山晋一理事長から「各地区の予選会で勝ち進んだ精鋭ばかりが集まりました。日ごろの実力を発揮してもらえればと思います」とあいさつがありました。
この取材に行く前に事務局の方から見どころを伺いました。
事務局「応援にも賞があるんですよ」
応援?
3号「ジャニーズのコンサートみたいにうちわを振るとか?」
事務局「ジャニーズ好きなの?」
3号「いえいえ…」
興味ないです!
そんなやりとりは余談として。
3号はこの「応援合戦」に驚くことになるのです。
ある意味、ジャニーズより熱いです!
まずは応援団賞を獲得した3組を紹介いたします。
【都筑区】
お遍路姿の応援団。背中に「がんばれ」と応援の文字が書いてあります。衣装は手作りなんだそうです。都筑区のみなさんは客席でもそろいのはっぴを着たり、うちわを持ったり多彩な応援をしていました。
【港北区】
「海・その愛」という曲に合わせて、青いジャンパー、電飾付きのカチューシャ…。光ってます! 司会の方に「海ホタル」と言われて会場から笑いが起きていました。
【西区】
ひょっとことおかめのお面をつけた応援団。熱唱する方のうしろで踊っていました。右端のひょっとこさんが、おかめさんを誘って前に出ようとしていましたが、フラれていました。演出なのかそうでないかは謎です。
賞は逃したものの、会場を沸かせた応援もご紹介します。
【戸塚区】
女装の男性が登場し、なにやらステージに置きだしました。「ればんが」?
いえいえ、「がんばれ」ですね。出場者が歌い終わると一緒にお辞儀。
帽子が脱げると…会場からどっと笑いが起きました。応援される側も苦笑いの一幕でした。
ご紹介したい区がもっとたくさんあるのですが、お伝えし切れなくて残念です。横浜市のみなさんのユーモアセンスに脱帽です。
あっという間に38組の出演が終わりました。審査を待つ間、昨年の大会で優勝、準優勝、3位に入賞した3人が歌を披露しました。
昨年の優勝者は栄区の女性。なんと81歳なんだそうです。そのような年齢にはとても見えません。歌声も素晴らしく、表情も生き生きとしていました。
審査の結果、優勝は「昭和枯れすすき」をデュエットした栄区のおふたり。2年連続栄区在住の方が優勝ということになりました。
表彰後のインタビューで男性は「こんな晴れがましい舞台で歌えるのも幸せなのに、(うれしくて)地に足がついていません」、女性は「ふるえています。パートナーのおかげです」とそれぞれ喜びを語っていました。
それぞれの区で選ばれて来ただけあって、みなさん素晴らしい歌声でした。それに合わせて多種多彩な応援合戦。見どころいっぱいの大会でした。
帰り道、客席にいたであろう方々が前を歩いていました。「あの人よかったね」と語り合っている声が聞こえてきました。こうやって話題をつくるということも老人会活動で大切なことなのかもしれないと思いました。
横浜市のみなさん、お邪魔しました。また来年も素晴らしい歌声を聴かせてくださいね。みなさん、とても輝いていましたよ!