【日本コミュニティ】非常食ではなく、通常食を

2012 年 3 月 9 日 金曜日 投稿者:15

まもなく東日本大震災から1年。
防災グッズの売れ行きが好調で、改めて災害への “備え”の意識が高まっているようです。

防災グッズを買ったら大丈夫…なんてことはありません。

以前、杉いき連(杉並区いきいきクラブ連合会)で行われた講演会におじゃました時に非常食についての話がありましたのでご紹介します。

非常食は数年もつものが多いのですが、味気なかったり、いざ使おうと思ったら消費期限が切れていた…なんてことも多いようです。

1年くらい保存のきく食べ物を、最低3日分ストックしておき、数ヶ月に一度食べて、減った分をまた購入する。この繰り返しで、常にストックがあるようにしておくとよいとのこと。

ポイントは「数ヶ月に一度食べる」ということです。
災害時に普段食べ慣れていない「非常食」を食べることはストレスにもなります。

いざという時は普段から食べ慣れている「通常食」でストレス軽減に。

定期的に食べることで、消費期限切れで捨てるなんてこともなくなりますね。

杉並区で備蓄しているもの

 

いつ、どこで災害が起きるかわかりません。
非常食に限らず、普段の生活に対策を取り入れることが、いざという時のための備えになるのではないでしょうか。

そして、老人クラブで行われている友愛活動のように地域に根ざした「絆」を深めていくことも大切な“備え”だと思う、編集1号でした。

 

コメントをどうぞ

*