【東京都/港区老連】ダンスは幸せのキーワード
2012 年 4 月 6 日 金曜日 投稿者:DORA各地から桜の開花のニュースが舞い込んでくるこの頃、皆さまのお住まいの地域ではいかがですか?
編集5号ドラちゃんです。
イギリスの社会心理学者で「幸福の心理学」の著者でもあるマイケル・アーガイル博士によると、人が幸福感を感じるもののうち最も効果が大きいのがダンス、特に音楽や運動を取り入れたグループダンスは効果絶大なのだそうです。
いえいえ、そんな難しいことを言われなくても老人クラブの皆さんはご存知ですよね。
「グループダンス」「フォークダンス」「レクダンス」…呼び方は様々ですが、多くの老人クラブで実践され、取材にうかがうと、参加者の皆さんは本当に楽しそうですから。
今回ご紹介するのは3月29日に行われた、港区老連の軽体操講習会。
港区老連で言うところの「軽体操」は、みんなで輪になって踊りながら体を動かすこと。
腕を上げたり、脚を動かしたり、新しい振り付けを覚えるために頭を使ったりと、良い運動になります。
ご指導してくださるのは、西麻布周辺で活動しているクラブ「笄親睦会」の皆さん。
見てください、この着物の粋なこと!
中央の小幡先生を中心に、区老連の芸能大会等でも見事な踊りを披露してくださいます。
さて今回の練習曲は、橋幸夫さんの「東北音頭」。
東北音頭は、1965年に河北新報社(仙台の新聞社)が「東北振興」を目的に歌詞を公募し、宮城県出身のフランク永井さんが歌った曲。
その存在を知った橋幸夫さんが「東北復興の一灯にしたい」と、昨年再レコーディングしました。
昨年9月に港区が開催した「長寿を祝う集い」に橋さんがゲスト出演した際にこの曲を披露。
さっそく笄親睦会の小幡先生がCDを買ったところ、中に振り付けの解説書が封入されていたそうです。
「それでは、皆で一緒に踊って東北を盛り上げましょう!」と選曲されました。
参加した170人余の皆さんは、先生の説明を聞きながら初めての曲に挑戦。
最初はぎこちなかった踊りも、笄親睦会チームをお手本に、みるみる上達。
何度か繰り返すと、すっかり覚えて楽しく踊りました。
さてさて、この日のもうひとつの課題曲は、ヨネスケさんの「長生き音頭」。
「♪まだまだ若い〜」と歌うこの曲は、《お迎え》が来るたびに「只今、お留守」「これから、お風呂」等々、いろいろと調子良く断り続けるコミカルな歌。
しまいには《お迎え》が来たら「あんたがいきな」と言いなさい…と、けしかける始末(笑)
歌詞のあまりのおかしさに、場内は元気な笑いがはじけました。
どうですか、幸せ効果絶大なグループダンス。
みんなで踊って、みんなで笑って。
いえいえ踊れなかったら、踊る様子を見に来るだけでも、幸せな気分になること間違いなしです。
【オマケ】東北と言えば!?
今年のねんりんピックは、宮城県で開催ですよー!
「伊達の地に 実れ!ねんりん いきいきと」
自称・ニチコミの東北担当こと編集5号、編集部の携帯に大会マスコットの「むすび丸」をストラップとして付けてみました。
「大きすぎる!」という声も聞こえますが、気にしません!!
さあ、みなさん、合言葉は「目指せ宮城!」
各競技の予選を突破して、仙台でお会いしましょう!
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