【多摩川クラブ川崎】町内会や民生委員とも連携して~中原区友愛チーム研修会
2010 年 2 月 27 日 土曜日 投稿者:t-admin誰にも看取られずに逝く最期の瞬間、人は何を思うのでしょうか−。
こんにちは。編集3号です。
前回に引き続き、多摩川クラブ川崎(川崎市老人クラブ連合会)の友愛チーム研修会の話題です。
今回は1月29日に川崎市総合自治会館(中原区)で行われた、中原区友愛チーム研修会の模様をお送り致します。
中原区老人クラブ連合会には44の友愛チームがあり、この日は21チーム174人が参加しました。
玉川地区と丸子地区の老人クラブからそれぞれ事例発表がありました。
玉川地区の上平間三寿会友愛チームの発表では、対象者が同年代の訪問に悲観し、訪問者の方でも心苦しいと辞退する状況があったといいます。
2カ月に1回、会合を実施し、民生・児童委員にも参加してもらい、連携して町内での寝たきりやひとり暮らしなどの高齢者について話し合いを持っているそうです。
また、寝たきりにならないための介護予防にも熱心に取り組んでおり、定期的に講習会を開いていると語っていました。
丸子地区の丸子チトセ会友愛チームでも、町内会や民生委員と連携を持って活動しているという報告がありました。特に、町会が東、中、西地区と連絡網を敷いているということで、細かい活動が出来るということです。
さらに町会長、町会役員、民生委員にも老人クラブの会員になってもらっているので、情報が一元化できているそうです。
中原区ではこの3年間で5人の高齢者が孤独死を迎えたそうです。
この5人の方は何を思って亡くなっていったのでしょうか。
死はだれにでも平等に必ず訪れるものです。
その死が孤独でない保証はだれにも出来ないのではないでしょうか。
孤独の中にいる多くの人々が、目の前で差し伸べられている善意の手を信じられる環境にあることを願わずにはいられませんでした。
【次回】
麻生区友愛チーム研修会につづく!
タグ: 中原区老人クラブ連合会, 友愛, 多摩川クラブ川崎