【日本コミュニティ】若さってなんだろう?
2012 年 8 月 17 日 金曜日 投稿者:t-adminみなさん、こんにちは。
編集3号・なおたんです。
毎日暑いですねえ。
熱中症で亡くなる人のニュースを相次いで聞いて不安になり、先日、新潟の父に電話をしました。
父「最近、トリットボールっていうのにハマってなあ。きょうもやってきたんだ」
これは心配ないな… (°-°;)
さて、トリットボールってなんだろう?と電話を切って検索してみたところ、新潟市が発祥のゲートボールとゴルフの中間のスポーツなのだそうです。ホームページだけの情報ですが、新潟市版グラウンド・ゴルフ、と言えそうです。
私の父は、今年73歳になります。
退職後は仕事周辺の人間関係しか無く、家にいることが多く、足腰が見る間に弱って転びやすくなっているのを見て、心配していました。
父自身も危機を感じたのか、友人に誘われて週1回、卓球を始めると…
「町内会の副会長やってー」「はいはい」「老人クラブの副会長やってー」「はいはい」「老人クラブの卓球部部長を…」「はいはい」と、人間関係が広がり、なんでも引き受けるようになりました。
宮前区老連で聞いた講演で健康のコツについて、「お誘いはなんでも受けること!」というのがあり、引きこもりがちに見える父にこの話をしようと思った矢先の「トリットボール」だったので、 とても安心しました。
仕事関係以外のお友達が出来たんだなあって。
で、見直しました。「父さん、若いじゃん」って。
さて、本題です。
若さってなんだろう?と、このお仕事をしていると考えてしまいます。
今回は「新しいことを楽しめる心を持っていること」と、仮定したいと思います。
何故、そのように考えるようになったかというと、Twitter(ツイッター)です。
まだ、老連のみなさんから「ツイッターをやっているよ!」という報告を聞いたことがありませんが、ツイッター内で「老人クラブ」「100歳」「88歳」等、高齢者に関係する言葉で検索してみると…
結構、いらっしゃるんですよ。
ご高齢のユーザーが!
「今日はグラウンド・ゴルフの練習日だった」とか「カラオケに行った」とか日常のツイートもありますし、活発に若い世代と交流しているユーザーもいらっしゃいます。
特に、若い世代と交流されているある女性は、 高齢者目線の「IT機器」のお話が話題になり、その「つぶやき」がまとめられていました。
ほかにも78歳で初めてのパソコンとして触ったマッキントッシュで、海外の娘さんと「フェイスタイム」機能でTV電話をしているという女性も。「夢中になれるものがあって良かった!幸せです!」というツイートをよくお見かけします。
高齢のユーザーを見かけると、@nichicomi_tokyoは地域にこだわらずにフォローをしています。フォローが返って来ることはなかなかないのですが… (´;ω;`)ウッ…
でも、たまにフォローが返って来ると「老人クラブ」に興味を持ってもらえているのかな?と、うれしく思います ヾ(=^▽^=)ノ
人生経験豊富なみなさんのつぶやきは、とても勉強になります。若い人が高齢者をどう思っているかを知ることもあり、考えさせられます。
30歳を少し過ぎたぐらいで何を言っているんだ、とお叱りを受けそうですが、毎日仕事に追われていると、いまより若い頃に比べて、新しい世界に足を踏み入れることが億劫に感じることがあります。
おっと、ここまでで少し誤解を招く書き方をしてしまったかもしれません。
Twitterをやっているから若いのではないのです。必要を感じなければ、始めなくてもいいんです。
そういう若者だって、たくさんいます。
ただ、自分にとってさまざまある「新しいこと」を始めない理由を忙しさのせいにして、必要か不要か精査しないまま敬遠している間に、
その理由が「年老いたから」に変わってしまうことがあるのかもしれないと…
そんな危険性を自分の中で感じつつ…。
ふと、顔を上げて周囲を見渡してみると、老人クラブのみなさんやTwitterの中の高齢の方、一番身近な父が、身をもって「年齢は関係ない」と、証明してくれているような気がします。
人生は日々勉強でございますなあ(*´∀`;)
みなさんも、なかなか始められないことはありませんか?
自分に言い訳するのはやめて、いま目の前にある新しい出会いを楽しんでみませんか?