【荒高連のツヤさん】セミと戦う
2010 年 10 月 1 日 金曜日 投稿者:t-adminこんにちは。
東京支社のアッキーナです。
91歳のツヤさんから電話がかかってきました。
ツヤさんとは。
荒川区高年者クラブ連合会の取材で出会った会員さん。アッキーナを実の娘のように可愛がって下さっています。
実は、アッキーナの取材を受ける前に、セミと格闘していたと言います。
息子さんが前日、道で倒れていたカワイソウなセミを拾ってきて、カゴに入れたそうです。
ツヤさんは食卓のイスに座り、物思いにふけっていたのですが、突然、そのセミがビューッとツヤさんめがけて飛んできたそうです。
肩に止まる瞬間、目元で大きな音にびっくりしとっさに避けたら、体勢が悪く、今でも身体の4分の1は痛いそうです(涙)。
私の取材を受けている時は、そんなに痛みを感じなかったそうですが、だんだん痛くなってきたそうです。
「馬鹿馬鹿しい話でしょう」とツヤさん。
いえいえ、大丈夫ですか?
「息子の優しい気持ちがうれしくてね」
そうですよね。セミが倒れていても、アッキーナだったら素通りです。
身体が痛くて落ち込みそうだけど、もうすぐひ孫さんが誕生するそうで、それが心の支えになっているそうです。
わざわざお電話して下さってありがとうございます。
ツヤさんの語り口が面白おかしいので、つい笑ってしまいましたが、家にいても何が起こるか分かりません。どうぞご自愛下さい。
近々様子うかがいに行きます。