【東老連】本当に忘れていたものは?〜認知症サポート養成講座

2010 年 4 月 2 日 金曜日 投稿者:t-admin

こんにちは。東京支社のアッキーナです。

最近「物忘れ」が激しい私。雨が降っていても電車に傘を忘れるし、はさみを取りに行こうと立ち上がったら「なんだっけ?」「ああ、パセリにお水を遣りに来たんだった」という具合。

「きのうの晩ご飯は何を食べたか?」なんて質問にも答えられずにしどろもどろ(汗)。

若いのに認知症が始まったか、ひゅるりらり~と若干混乱している自分自身に現実を受け止め「認知症」を正しく理解していこうと決意し、ある講演を聴きに行きました。

立川市女性総合センター1Fアイムホールで310日に開かれた「認知症サポート養成講座」(東京都老人クラブ連合会主催)です。

杉浦東老連会長が

杉浦東老連会長があいさつ

第1部はNPO法人かつしかシルバー介護相談室の金山雅俊理事長が講師の「認知症の正しい理解と地域での支え合いについて」。

「認知症」という病気の仕組みをスライドで説明。脳に「老人斑」というものができるそうです。わかりやすく言えば、「脳にシミが付いていく」状態とのこと。

「シミ!」

思わず手鏡を出したアッキーナ。「顔にシミあるよなあということは脳にも?」

想像したくなーい!!!

VTRを見ながら心当たりがありすぎて。ズキズキ心臓に悪い(汗)。

だったらどうすればいいの?」

夕暮れに寄せては返す波をひとり眺めながら思わずつぶやいてしまう心境です。

よし、「認知症」の病気については分かりました。それでは

誰にでも発症しうる「認知症」を患った人に私たちができることはなんでしょうか。

その問いに答えてくれたのは第2部の「家で地域で自分らしく暮らしたい。その思いを支える接し方」で講師を担当した介護福祉士の日向野明子さん。

聴衆全ての人にゆっくりひとつひとつ丁寧に語りかける口調で穏和な気持ちになれます。

人間は「触覚」「味覚」「聴覚」「視覚」と発達して、「視覚」「聴覚」「味覚」「触覚」と衰えていくそうです。

赤ちゃんの時にお母さんに抱かれた「ぬくもり」はいつまでも忘れないといいます。

人というのは「ぬくもり」を大切に生きているものなのですね。

「認知症」という枠を超えて「人との接し方」の原点を見たように思いました。

はっ!

「イヤイヤ期」真っ只中の息子にガミガミ怒ってばかりだなあ。猛省しきり。

よしっ! まずはきょうの講演内容を忘れないようにメモしておこう! 頑張れ、アッキーナの記憶力っ!(笑)

これでアッキーナも認知症サポーターの一員です!

配布されていたリストバンド。これで私もサポーターの一員です!

配布されていたリストバンド。これで私もサポーターの一員です!

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