‘ニチコミ’ カテゴリーのアーカイブ

【ニチコミ 東京支社】地域の歴史的な資料として

2014 年 12 月 22 日 月曜日 投稿者:t-admin

平成26年もあと少しですが、皆さま、いかがお過ごしですか?

今年も東京支社ではたくさんの記念誌やチラシ、パンフレット、ポスターなど数多くの制作に携わりました。
とくに昨年から今年にかけては、多くのご地域で老人クラブ創立50周年(40周年)を迎えました。
老人クラブの記念誌というのは、たとえその土地に住んでいなくても、現在の街のようすしかわからない世代にとっても、
街の歴史をひもとく、貴重で、新鮮な資料のようです。
町の名前、通りの名前ひとつとっても変遷があり、
いつの時代もその土地に住む人たちが快適に幸せに暮らしていけるようにと
尽力された足跡が残されている…そんな印象を受けました。

実際に、制作過程でやりとりをした老人クラブの皆さんからは、
あふれる情熱と次世代に伝えたい想いが伝わってきました。
その想いが言葉に込められたものが、できあがった記念誌にはいっぱい詰まっています。

↓ほんの一部ですが、表紙を載せました。

記念誌いろいろ。想いさまざま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続・ブラジル訪問記 BOA TARDE!

2014 年 11 月 8 日 土曜日 投稿者:t-admin

BOA TARDE!ボア・タールジ(こんにちは)

ジョゼ・メニーノ海岸にある日本移民ブラジル上陸記念碑

ジョゼ・メニーノ海岸にある日本移民ブラジル上陸記念碑

前回ブログで紹介したように弊社代表と東京支社長によるブラジル訪問は、9月1日のブラジル日系熟年クラブ連合会(以下、熟年クラブ)への表敬訪問に続いて同じサンパウロ市リベルターデ地区(東洋人街)にあるサンパウロ新聞社を訪問しました。

訪伯中サンパウロでアテンドしてくださった鈴木社長はじめ、社員の方より温かい歓迎を受けるとともに、新人記者さんからのインタビューを受けるといった一幕もありました(その様子はサンパウロ新聞社WEB版内で掲載されています)。

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サンパウロ新聞社はブラジルで日本語の日刊紙を発行し、日本語新聞の中で最も歴史ある会社です。戦後間もない創刊から約70年、日系移民の方とともに歩み続けブラジル日系社会に深く根付いています。

「アマゾンのような地方でも新聞が届くのを楽しみに待っている読者がいます」と鈴木社長。日本語が読めない日系人が増えるなかで、日字新聞として日本語文化を守り続け、ブラジル全域に約3万部発行されているそうです。「配達の時間に玄関で待っている読者もいるのです」と、配達が一日でも遅れると催促の電話が鳴ることもあるとのことでした。(後日、実際にそんな読者の方との出会いがあるとは、この時点では分かりませんでしたが)

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わたしたちニチコミも老人クラブ会員、読者の方が少しでも楽しみに待っていただける紙面づくりを今後もしなければならないとの思いを胸に刻みつつ、その日はサンパウロ新聞社を後にしました。そして9月3日にはサンパウロ市を離れサントス市へ。ここサントス市ではサントス厚生ホームという日系人の方々が入所されている高齢者の施設を視察しました。

サントス厚生ホーム屋上にて

サントス厚生ホーム屋上にて

続きは次回ブログで紹介します。MUITO OBRIGADO!(どうもありがとう!)

(次に続く・・・)

ブラジル訪問記(1)

2014 年 9 月 16 日 火曜日 投稿者:t-admin

 

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コルコバードの丘のキリスト像

 

 

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ブラジル日系熟年クラブ連合会事務局訪問

8月28日、弊社代表城戸と東京支社長は日本を旅立ちブラジルの地へ。目的はブラジル日系熟年クラブ連合会への表敬訪問とブラジルにおける高齢福祉の視察です。

関空、成田からドバイを経由し、約24時間のフライトでリオデジャネイロに到着。リオのガレオン国際空港では日本人ガイドの広瀬さん(76)が出迎えてくれました。

ブラジル在住60年という広瀬さんは日系1世の現役女性ガイドさん。ここでいきなり日系の高齢者の方に出会うとは!「リオの日本人ガイドでは私が一番古いですよ」と流暢な日本語に一安心。ホテルに向かう車中では広瀬さんより日系ブラジル人社会について色々なお話を聞くことができました。

「現在のブラジル人が多くの野菜を食べるようになったのは日本人のおかげなのです」トマト、じゃがいも、キュウリ、養鶏等、日本の農業移民がブラジルの農業発展に大きく貢献したそうです。日本人としてとても誇らしい話ですが、ブラジルに来るまでは知る由もありませんでした。

翌日の8月31日には空路でサンパウロへと移動。ここではサンパウロ新聞社、ブラジル日系熟年クラブ連合会(老人クラブ)、ブラジル日本文化福祉協会(文協)、サンパウロ日伯援護協会(援協)への訪問が目的。

9月1日はブラジル日系熟年クラブ連合会とサンパウロ新聞社、ブラジル日本文化福祉協会への表敬訪問。サンパウロのリベ ルターデ(東洋人街)にある熟年クラブ事務局では五十嵐司連合会会長が暖かく迎えてくれました。

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サンパウロ新聞社鈴木社長と五十嵐会長を挟んで

事務局は日本でいう「憩いの家」のような建物の中にあり、会員は舞踊や百人一首などのサークル活動を中心に活動しています。この日もサークル活動などで集まった会員の皆さんの元気な声があちこちから聞こえます。

「日本と同様、会員増強に力を入れているがなかなか思うように進まない」と五十嵐会長。 日本の老人クラブと違うのは日本の場合、高齢者人口は増えて会員の加入率が減少しているが、日系ブラジル人の場合は高齢者人口自体が減少していること。さらに2世、3世になると日本文化に対する意識も薄れているという問題もあるようで、五十嵐会長は「少数の日系社会だからこそ日本語はもちろん文化を守り、後世に伝えていかなければならない」と語気を強められました。

熟年クラブでは「老壮の友」という会報紙を毎月1回発行しており、末端の会員にクラブの活動内容を知ってもらえる唯一の媒体として会報紙は大きな役割を果たしています。多くの会員は毎月の会報紙を心待ちにしているとか。広いブラジル内では会報紙はことさら重要なツールとなっているようです。

今回ブラジル日系熟年クラブを訪問して感じたことは、日本の老人クラブ同様に会員増強に苦心されてはいるようですが、ブラジルにおける日系社会の中で帰属意識から生まれる団結力と日本人の誇りをわたしたち以上に強くお持ちになっているということ。

また、異国の地で移民としてご苦労された先輩達の活動と安らぎの場として、そして異国で日本の伝統文化を守って行く心の拠り所として老人クラブが大きな役割を果たしていることを目の当たりにし、改めてブラジルの地でも老人クラブの存在価値を認識することができました。

この度はわたしたちの訪問を暖かく迎えていただきましたブラジル日系熟年クラブ連合会五十嵐会長、サンパウロ新聞社鈴木社長はじめ皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。わたしたちニチコミでも、これから何かお役に立てれることがあればお手伝いしていきたいと思います。

 

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日本移民百周年記念 地蔵菩薩像について

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五十嵐会長と地蔵菩薩像を挟んで

 

 

【東京支社】シニアの日はドイツワインで乾杯

2014 年 3 月 11 日 火曜日 投稿者:15

こんにちは。ひさびさ登場の編集1号です。

今年もドイツワインの日実行委員会主催の

ワインパーティーが4月28日、ドイツワインの日に

開催されます!

 

3回目を迎える今年の会場は、東京・白金台の「八芳園」です。
美しいお庭を眺めながら、ドイツワインと美味しい料理を
楽しみませんか?

ちなみに4月28日は「シ・ニ・ヤ」=シニアの日でもあります。
赤ワインにはポリフェノールがたっぷり。美容にいいと言われています。
白ワインは体に溜まった毒素を排出する“デトックス効果”が高いそうです。
余分なナトリウムを排出するので、血圧を下げる効果もあるとか。

また、殺菌効果も高いので、生ものを食べるときには
白ワインをあわせてみてはいかがでしょうか。

シニアの日にドイツワインで健康に!乾杯!

ドイツワインの日実行委員会の事務局は
ニチコミ東京支社内です。

↓  詳細はこちら 申込締切は4月10日(水)まで!

dw2014 (PDFファイルが開きます)

【ニチコミ】雪の東京

2014 年 2 月 10 日 月曜日 投稿者:t-admin

こんにちは、ナデシコです。
2月9日(日)は、東京都知事選がありました。あまりにも低い投票率となりましたが、もしかするとそれは、前日に降った雪の影響もあったかもしれません。

2月8日(土)の夜は吹雪いていました

2月8日(土)の夜は吹雪いていました

 

 

 

 

 

 

 

 

立春は過ぎたはずなのに、東京(などの関東圏)では、45年ぶりの大雪となりました。
冬は雪が降って当たり前のご地域にお住まいの方は、ニュースなどで報道される東京の右往左往っぷりを見て、どのように感じるのでしょう? とても気になるところです。

どこの雪国? いいえ、両国駅近辺です

どこの雪国? いいえ、両国駅近辺です

 

 

 

 

 

 

 

 

東京(を含めた近郊)は、やはり雪の備えができていないので、まず、交通機関が遅れる、止まるなど、通勤通学の足を乱します。駅のホームは、移動する人の多さもあって、さらなる混雑を生みます。状況が状況にもかかわらず、電車の遅れに怒る人、パニックに陥る人なども続出。タクシー乗り場には、なかなか来ないタクシーを待つ長い行列ができました。
また、車もタイヤの備えができていないので、坂道や幹線道路で動けなくなって、そのまま放置して大渋滞になったり、歩き慣れない歩行者が、転んで思わぬ大けがをするなど…本当に、たった1日の大雪でも大変なことになります。

ところが、翌日の日曜日は晴れ…
あの吹雪は、夢だったのかと思ってしまいました。

雪は残っていますが、いつもの日常に戻りつつあります

雪は残っていますが、いつもの日常に戻りつつあります

 

 

 

 

 

 

 

 

備えあれば憂いなし、油断大敵…そんな言葉が、聞こえてきます。と、同時に、ひと雨(雪?)ごとに、春の気配も…そうです、そろそろ花粉症の季節ですね。
皆さま、お体に気をつけてくださいね。

 

 

【ニチコミ】昔の物も大切に

2014 年 1 月 28 日 火曜日 投稿者:DORA

こんにちは。冬本番、寒い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。
あまりの寒さに着ぶくれしている編集5号ドラちゃんです。

今年もニチコミ東京支社あてに、たくさん年賀状をいただきました。
いつもいつもご愛顧くださいまして、本当にありがとうございます。

ところで、ニチコミ編集部には、年賀状に限らず老人クラブの皆様からいろいろな郵便物が送られてきます。
会報誌に掲載する原稿や、俳句や短歌の投稿はがき、そして、さまざまな書類 etc…
宅急便やメール便もありますが、やはり多いのは切手を貼った郵便。

その切手ですが…

国連25周年切手

 

 

え? 15円切手?

 

わら細工切手

 

 

ええっ? 5円の切手???

発行年が「1965」!!!!

 

そう、時々とても古〜い切手が貼られていることがあるのです。

古くなっても切手は切手。
15円切手1枚では手紙は届きませんが、古い切手でも額面通りの値段で通用します。
何枚か合わせて料金分を貼れば、ちゃーんと郵便が届くのです。

 

竜虎図切手

 

1971年発行の切手・橋本雅邦画「竜虎図」。
とてもきれいな記念切手なので、使わずにしまってあったのでしょうか。
こんな切手が貼ってあると、もらった方も嬉しくなってしまいます。

ただ家に置いてあるだけなら死蔵品。
眠っていた古い物に、日を当てて世間の役に立てる。
時代遅れとあきらめず、物を大切にする心が素敵じゃないですか。

 

国立近代美術館_7531

こちらは、日本初の国立美術館「国立近代美術館」が、1969年に北の丸公園に新たに本館を建設して再開館した記念の切手。

今から45年前、あなたは何をしていましたか?

【ニチコミ】今年もお世話になりました

2013 年 12 月 28 日 土曜日 投稿者:t-admin

皆さまこんにちは! 初登場のハルと申します♪

今年の11月に入社したばかりで、今年最後をまさか締めくくるとは…ですが少し失礼させて頂きます!

さて皆さまにとって今年はどんな1年だったでしょうか?
私は色々と奮闘する1年ではありましたが、入社して新しい方との交流が増え、日々充実しています。

今年はニチコミでも新しい発行地域が増え、各老連の皆さまと様々なふれあいがありました。

北の方から列記します。

札幌市厚別区、札幌市西区、札幌市清田区、関東近郊では、千葉県の八街市、栄町、東京都江戸川区、多摩市、清瀬市。

さまざまな色、デザイン、判型で個性豊かです!

さまざまな色、デザイン、判型で個性豊かです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年は、さらに素敵な出会いがありそうです♪
今はまだ入社して間もないので、自分の仕事で精一杯な私ですが…少しずつ会社にも慣れ、早く皆さまのお役に立てられるように頑張りますので宜しくお願い致します。

最後になりますが、
今年1年の感謝を込めて、
ニチコミ社員一同より、お礼申し上げます。

来年は、皆様にとって心穏やかに過ごせる1年となることを、心よりお祈り申し上げます。

【ニチコミ】玉入れに2つの流派!?

2013 年 12 月 6 日 金曜日 投稿者:DORA

東京ではイチョウ並木が黄金色に輝いています。
皆様のお近くではいかがでしょうか。編集5号ドラちゃんです。

今年の秋も各地の老連でスポーツ大会が行なわれました。
取材に行くと、童心に戻った皆さんの歓声が飛び交い、とても楽しそう。
運動会こそ、仲間と一緒でなければできませんよね。

ところで、運動会のフィナーレといえば「玉入れ」。
大会最後に登場し、全員で小さな玉を一つのカゴに入れる競技です。

ところで、

この「玉入れ」に2つの流派があるのをご存知でしょうか?

ネットに入れる玉入れ

玉入れその(1)

そして…

竹籠に入れる玉入れ

玉入れ その(2)

 

おわかりですか?
では、もう少し近寄ってみましょう。

玉入れのカゴ その(1)

その1(名付けて「一網打尽ネット流」?)

玉入れのカゴ その(2)

その2(またの名を「真剣幹竹割り竹篭流」?)

そう、玉入れカゴには「ネット製」と「竹カゴ製」があるのです。

私は、生まれてこのかたネット製の「カゴ」しか見たことがありませんでした。
竹カゴなんて、昔の道具かと思っていましたが、ニチコミ編集部の若手の中には「私の学校は竹カゴだった」という証言もあり、年代は関係ないようです。

小さくたためて便利なネット製、職人技が光る趣のある竹カゴ製。

あなたの地域では、どちらの玉入れカゴをお使いでしょうか?
全国をまわって、玉入れの研究をしてみるのも楽しいかもしれません

時間いっぱい拾っては入れ、拾っては入れ…
(誰ですか、カゴに入れずにヒトに向かって投げているのは〜!)

【ニチコミ東京支社/品川区】心の思いをペンに託す

2013 年 9 月 28 日 土曜日 投稿者:15

朝晩が寒くなり、急に秋らしくなってきましたね。

読書の秋、編集1号が最近読んでいるのは

グループMの「銀色の道」です。

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グループMは、品川区のシルバー大学の文章教室の講座修了後、
平成9年から自主グループとして活動されています。

銀色の道はグループの皆さんの力作がまとめられた作品集です。
日常を豊かに表現したエッセイに
心があたたかくなります。

第3集が9月に発刊され、ニチコミでお手伝い
させていただきました。

心があたたかくなるような
話を皆さんにお伝えできるよう、
がんばります。

 

 

【ニチコミ】9月1日は「防災の日」

2013 年 8 月 30 日 金曜日 投稿者:t-admin

 

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『防災の日』といえば、小学校時代の防災訓練で、的を外し危うく先生に向かって 消火剤を噴射しそうになったことを思い出します。

ノーコン編集4号です。

自然災害が多発する昨今、防災意識が高く、万全の体制の方も多くおられるかと思いますが、改めて災害について認識を深め、これに対処する心構えと防災グッズ等の準備をしてみてはいかがでしょうか?

 

たとえば…

・防災グッズの確認(賞味期限、電池切れの確認)

・避難場所や危険な場所の確認(家族で集合場所を打ち合わせておきましょう)

・災害用伝言ダイヤル171の使い方(これを覚えておくと安否確認に役立ちます)

 

実際の災害時に役立った日用品には…

・ラップ(お皿が洗えない時に・寒いとき身体に巻いて断熱効果)

・ゴミ袋(ダンボールと組合せ簡易トイレに・急な雨などレインコート代わりに)

・ガムテープ(散乱したガラスを片付けるのに・絆創膏の代用に)

・ダンボール(避難所のパーテーションに)

などがありました。

 

使わなくてすむならそれにこしたことはないですが 、今一度確認、準備をしてみてはいかがでしょうか?