こんにちは♪マユです(*Ü*)ノ”
少し前に「大人の社会科見学」が流行しましたが、
普段足を踏み入れることのない場所を訪れたり、なかなか得ることのできない話を聞くことは
自分自身の仕事や考え方にも大いに関係すると思います
昨日、ニチコミでは、大阪市にある毎日新聞大阪本社を訪問し、
新聞ができるまでの一連の流れを見学、紙面制作について講義をしていただきました(⁰▿⁰)♪
その様子をちょっぴりご紹介します☆
毎日新聞は明治5年の創刊以来国内に多くの読者がいる、言わずと知れた全国紙。
大阪本社をはじめとして全国に4本社1支社(北海道、東京、大阪、名古屋、福岡)、海外の各国に26拠点を抱えています(OvO)
いきなりですが、問題です!
全国に5カ所の拠点がある毎日新聞社。それは一体なぜでしょうか?
もちろん、毎日決められた時間に読者へ新聞を届けるためということもあります。
しかし、それだけでなく、
全国チェーンのファストフード店の呼び名が地域によって異なるように所変われば品も変わります。
その「地域性」はニュースでもいえることで、地域によって求められる情報も変わってきます。
それに対応するためにも全国に拠点がこれだけあるのです。
情報は地域によっても変わりますが、時間が流れるごとに情報も刻々と変わっていきます。
より鮮度のある情報を届けるために様々な工夫を重ねていることが分かりました( *◎ω◎)
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地上16階、地下6階ある毎日新聞大阪本社。
この22階分には新聞が出来上がるまでに必要な工程が詰められています。
地下にはビル3階分に相当する輪転機と呼ばれる印刷機が5台あるんです!!
印刷の様子も見学したんですが、
エレベーターを降りた瞬間からインクの香りが漂い、印刷機の大きな音が響いていましたよ(゜ω゜)
ちょうど夕刊を印刷中ということで、特別にできたてホヤホヤの夕刊をいただきました
誰よりも早く手にした夕刊をみるとなんだか特ダネを手に入れた気がしてちょっぴりうれしかったです(´(エ)`)♡
150年近く新聞を発行している新聞社だからある貴重な史料も多く、
中には昔の新聞づくりに使っていた道具も展示されていましたよ♪
昔はこの中から一文字ずつ探しだし、原稿通りの文章を組み立てていました(活版印刷)
鉛製の版。あまりの重さのため、安全靴が必需品でした
また、毎日新聞では、週刊紙として大正11年から点字での新聞を発行しています。
視覚にハンディキャップを持つ方も「社会を構成する一員」であると考え、
どんな状況の中にいる人でも知識を得てほしいとの思いから93年にわたって
視覚障がい者の福祉と文化に大きな役割を果たしている、世界でも類をみない点字の新聞です。
なんと、1955年にはヘレン・ケラー、1999年には天皇皇后両陛下が視察されたそうです。
それだけ歴史のある刊行物なんですね!
11月22日発行の点字毎日とその活字版
新聞を作り上げていくためには精度だけでなく、速さも求められます。
そのためには部署間はもちろん、その枠を越えた連携が必要不可欠ということを感じました。
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さて、
突然ですが、皆さんは昔ばなし「桃太郎」に見出しを付けるとしたら何と付けますか?
見学後、編集局の方より紙面制作におけるポイントを講義していただきました。
ちょっとした工夫が読み手を惹きつける手がかりとなります。
写真や見出し、記事の中でいかに興味を持ってもらえるかが要です。
皆さんも新聞や広報紙を読まれる時は注目してみてくださいね♪
目からうろこのお話や実際に新聞ができるまでを見聞きし、大変有意義な1日でした☆
150年近く全国の読者に「今」起きたことを発信し、未来へ伝え続けている毎日新聞。
ニチコミもまた各地の広報紙等を通して老人クラブの今、高齢者が伝えたいことを発信し、
後世へも伝え残していくために、よりよい紙面を目指していきます!
この見学会の様子は毎日新聞大阪本社のFacebookページにも掲載していただいています!
こちらもぜひ覗いてみてくださいね♪
毎日新聞大阪本社の皆さん、ありがとうございました!